熊野参詣道と川辺王子跡(力侍神社)
阪和線・紀伊駅から南東方向へ約1.6km。
紀州街道を南下し、田園地帯の中、長い参道を進んで川辺王子跡・力侍神社に立寄った。
力侍神社
主祭神は天手力男命で、天照大神が天の岩戸にお隠れになった時、無双の神力で岩戸をお開きになり、天の岩戸の外にお連れしたのが当神社に鎮座する御神だそうだ。
八王子神社(川辺王子社)
八王子神社は「熊野御幸記」に記されている川辺王子の事で地域の産土神として鎮座しているそうだ。
国道24号バイパスを横切ると間もなく、紀の川を跨ぐ県下最長の川辺橋が見えてくる。
橋の下、川原の傍に隠れるようにして、六道界を思わせる道祖神10体が鎮座していた。
熊野御幸の時代、現在のような堤防は無く、増水の度に川幅が広がり、お客も船頭も危険いっぱい。
そんな渡し場風景を見守ってくれたのがあのお地蔵さんだろうか。
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