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「赤旗」と他紙との違い

2024年10月01日 12時54分56秒 | 一言
 北欧出身のヨハンさん(仮名)は、母国の大学で日本語を学び始めたころ、講師からこうすすめられました。「日本語を勉強するなら、新聞を読むといい。そのうち一紙は『赤旗』を、もう一紙はどこでもいい」。
 講師は「大手新聞は政権与党への忖度(そんたく)があるから、どこも似たようなものに。真実を知りたいなら『赤旗』を」と。ヨハンさんはネットで「しんぶん赤旗」を見つけ、読みはじめました。
 「赤旗」と他紙との違いがわかってきました。例えば刑法改正報道。不同意性交等罪の導入時、右派系のメディアには“男性が冤罪(えんざい)で大変になる”という角度の記事が。対して「赤旗」は被害者に寄り添い加害者を裁く立場で一貫していました。
 フラワーデモやColabo(コラボ)の活動を継続的に掲載。「社会的に弱い立場の人たちの視点に立っている」。強く感じた点です。
 「桜を見る会」追及や学術会議問題でJCJの各賞を受賞した「赤旗」。「批判的な目線があるから、いい記事が書ける」。だから「やっぱり裏金問題ですよね。ほかのメディアより1年も前から報道していた」と、今回のJCJ大賞受賞を心から喜びます。
 「単に事件を報じるのではなく、なぜ起きたのか、誰が推進しているのかを書いています」と“推し”を語るヨハンさん。20年のJCPサポーターまつりに母国からネットで参加。昨年は現地・東京でリアル参加が実現しました。「日本には批判的なメディアが必要です。若い人たちにぜひ『赤旗』を読んでほしい」


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