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行政・町内情報、地域活動やスポーツクラブ・昔遊び・ジャズオーケストラの活動などを紹介します

「赤旗」と他紙との違い

2024年10月01日 12時54分56秒 | 一言
 北欧出身のヨハンさん(仮名)は、母国の大学で日本語を学び始めたころ、講師からこうすすめられました。「日本語を勉強するなら、新聞を読むといい。そのうち一紙は『赤旗』を、もう一紙はどこでもいい」。
 講師は「大手新聞は政権与党への忖度(そんたく)があるから、どこも似たようなものに。真実を知りたいなら『赤旗』を」と。ヨハンさんはネットで「しんぶん赤旗」を見つけ、読みはじめました。
 「赤旗」と他紙との違いがわかってきました。例えば刑法改正報道。不同意性交等罪の導入時、右派系のメディアには“男性が冤罪(えんざい)で大変になる”という角度の記事が。対して「赤旗」は被害者に寄り添い加害者を裁く立場で一貫していました。
 フラワーデモやColabo(コラボ)の活動を継続的に掲載。「社会的に弱い立場の人たちの視点に立っている」。強く感じた点です。
 「桜を見る会」追及や学術会議問題でJCJの各賞を受賞した「赤旗」。「批判的な目線があるから、いい記事が書ける」。だから「やっぱり裏金問題ですよね。ほかのメディアより1年も前から報道していた」と、今回のJCJ大賞受賞を心から喜びます。
 「単に事件を報じるのではなく、なぜ起きたのか、誰が推進しているのかを書いています」と“推し”を語るヨハンさん。20年のJCPサポーターまつりに母国からネットで参加。昨年は現地・東京でリアル参加が実現しました。「日本には批判的なメディアが必要です。若い人たちにぜひ『赤旗』を読んでほしい」


政党助成金報告書

2024年10月01日 12時47分39秒 | 一言
裏金つくって税金依存の異常
 違法な裏金づくりに手を染めながら、国民の税金を山分けして湯水のように使う。それでも余れば返さずため込む―。政党のあり方が根本から問われる深刻な事態です。

■ため込み額301億円
 総務省が、2023年の政党助成金の使途報告書を公表しました(27日)。9党が約315億3700万円を山分けし、自民党はその半分の159億1000万円を受け取りました。

 23年といえば裏金事件の捜査が本格化した時期です。自民党は実態解明にまったく乗り出すことなく、国から受け取った政党助成金を裏金議員が代表を務める政党支部などにばらまいていたことになります。議員1人当たり1200万円というから驚きです。

 9党の政党助成金の支出総額は268億5900万円でした。自民党はその4割の116億8900万円を支出。人件費や事務所家賃、物品購入、記念品、選挙の公認・推薦料、大会会場費、宣伝物などあらゆるものに使っていました。

 政党助成金の原資は、国民1人当たり250円の税金です。最低限、余ったら国庫に返納するのが世の常識ですが、政党助成法では政党が「基金残高」の名でため込む返還逃れの道が設けられています。

 23年末時点のため込み総額は22年に比べ約46億5000万円増の301億9500万円にまで膨れ上がりました。その9割近くが自民党(258億3300万円)です。4000万円、7000万円を超すため込みをした裏金議員もいれば、裏金事件で捜査当局に関係書類を押収され、支出額や内訳をすべて「不明」と報告書に記載して平然としている議員もいます。

■支持で活動資金を
 政党は、共通の理念・政策を実現するために自主的に集まる組織です。それを税金で支えるのはそもそも筋違いです。政党助成金は「思想・信条の自由」「政党支持の自由」を侵す憲法違反だとして日本共産党は1995年の制度発足以来一貫して受け取らず、国会に廃止法案を提出し続けている唯一の政党です。

 先の通常国会で与党が強行成立させた改定政治資金規正法には、所属議員に規正法違反があった場合、政党助成金の一部を交付停止することが盛り込まれました。自民党総裁選では裏金額相当分を国庫に返納する主張までありました。これらは政党助成金を罰則措置として持ち出すことで裏金事件の真相究明をそらすだけでなく、政党助成金制度そのものを固定化させるものです。

 政党は、国民の中で活動し支持を得て、国民から浄財を集め、活動資金をつくることこそ本来の姿です。政党助成金もパーティー券購入を含む企業・団体献金も一切受け取らない日本共産党は、党費と「しんぶん赤旗」の購読料、国民の寄付で党を運営しています。苦労して資金を集めず、政党の運営資金の大半を政党助成金に依拠する「官営政党」になることは、金への感覚をまひさせ、腐敗政治をつくり出す根源の一つとなっています。裏金事件に無反省、政治をゆがめ政党を堕落させる企業・団体献金と政党助成金を受け取り続ける政党に総選挙で厳しい審判を下しましょう。


第55期将棋新人王戦 決勝三番勝負 4日から

2024年10月01日 12時41分41秒 | 一言
終盤強い二人の対決
 将棋の第55期新人王戦(しんぶん赤旗主催)の決勝三番勝負は、10月4日に大阪市の関西将棋会館で開幕します。決勝に進出したのは、服部慎一郎六段(25)と高田明浩五段(22)。2人の棋風と、対戦の見どころを、本紙観戦記者の池田将之さんに聞きました。

テンポよく指す

はっとり・しんいちろう
1999年8月2日生まれ。富山県富山市出身。中田章道七段門下。2020年4月1日四段昇段。第53期(22年)新人王戦優勝、第11期(21年)加古川青流戦優勝。順位戦はB級2組所属。

長考も体力あり

たかだ・あきひろ
2002年6月20日生まれ。岐阜県各務原市出身。森信雄七段門下。21年4月1日四段昇段。順位戦はC級1組所属。

優勝候補の本命
 服部慎一郎六段は、前々期の新人王で、今期の優勝候補の本命とみられていました。予想通り決勝まで勝ち進んできたのは、さすがです。

 早見えで早指し。思い切りがよく、テンポよく指していき、相手よりも持ち時間を多く残して、勝負どころではしっかり時間を使います。

 今年4月からの現在(9月27日)までの公式戦の戦績は、18勝2敗。勝率9割です。今年は絶好調といってよいでしょう。

 今年、タイトルホルダーの伊藤匠叡王との対局で、中盤で102分の長考をして、その後、見事に勝ち切った将棋は印象に残っています。大きな自信になったことでしょう。

 戦型は居飛車党で、最新形を中心に、相手に応じてどんな戦法にも幅広く対応します。終盤が強く、難しい局面から相手のスキを見て、抜け出すのがうまい。逆転勝ちも多いです。

 高田明浩五段は、バランスが良く、受けが強い印象です。実は、ここ1、2年で棋風がガラッと変わりました。もともと、力戦派で、右玉戦法も良く指し、プロ入りして振り飛車で勝率も上げていましたが、最近は居飛車を主に採用し、最新型も指しこなしています。

 もともと早指しでしたが、最近は時間を使うときには使い、長考もいとわないようです。持ち時間が6時間と長い順位戦で昨年昇級を果たしたことにもみられるように、長い持ち時間に対応する体力も十分です。

第1局は大きい
 これまでの2人の対戦は4局あり、服部六段が4勝しています。とはいえ昨年9月が最後の対戦なので、あまり参考にはならないかもしれません。

 相居飛車の最新形になり、お互いの研究の範囲ではテンポよく早指しで進み、選択肢が広いところから、じっくりとねじり合いになると予想します。

 持ち時間の使い方もポイントです。服部六段は間違いなく早指しですが、高田五段が時間をどう使うかに注目しています。

 第1局を高田五段が勝利すれば、対服部戦で初勝利となり、波に乗ることができそうです。第1局は大きいと思います。

 お互いに終盤が強いので、ボクシングでいえば、接近しての激しいパンチの応酬になるでしょう。終盤に形勢が二転三転するスリリングな対局を予想します。

決勝三番勝負の日程
第1局 10月4日(金)

第2局 10月21日(月)

第3局 11月1日(金)

 いずれも対局場所は大阪市・関西将棋会館。対局開始は午前10時。



10~11月 地方議員選挙

2024年10月01日 12時36分21秒 | 一言
日本共産党の立候補予定者
 (自治体名、定数。候補者の右は年齢、現新元)


【9月29日告示、10月6日投票】
◆愛知県岡崎市37
 鈴木まさ子63現

 中根よしあき42現

 (前回当選2)

【10月1日告示、6日投票】
◆東京都利島(としま)村6
 笹岡 寿一83現

 (前回当選1)

【8日告示、13日投票】
◆鳥取県南部町14
 まかべ容子70現

 加藤  学63現

 井原ひろあき66新

 (前回当選3)

【13日告示、20日投票】
◆兵庫県養父(やぶ)市16
 津崎 和男65現

 (前回当選2)

◆滋賀県甲賀(こうか)市補3
 小西きよつぐ74元

 (現有議席3)

【15日告示、20日投票】
◆京都府笠置町8
 むかいで健43現

 (前回当選1)

◆大阪府太子(たいし)町10
 西田いく子61現

 岡野ひで子76新

 (前回当選2)

◆広島県世羅町12
 矢山やすし50新

 (前回当選1)

【10月20日告示、27日投票】
◆茨城県つくば市28
 橋本けい子70現

 山中まゆみ46現

 佐藤せつ子71新

 (前回当選2)

◆山梨県笛吹市19
 こうの智子61現

 (前回当選2)

◆千葉県袖ケ浦市22
 しのざき典之64現

 となみ久子47現

 (前回当選2)

◆新潟県阿賀野市16
 みやわき雅夫73現

 松崎よしつぐ77現

 清水ひろえい70新

 (前回当選3)

◆山口県光市18
 田辺まなぶ61現

 (前回当選1)

◆愛媛県東温市15(1減)
 小島 建三71新

 (前回当選1)

◆福岡県宗像(むなかた)市20
 しんどめ久味子66現

 かわち 亮44現

 こうだ亜希子60新

 (前回当選3)

◆鹿児島県薩摩川内(さつませんだい)市26
 井上かつひろ65現

 (前回当選1)

◆滋賀県湖南市補3
 立入よしはる72元

 (現有議席2)

【22日告示、27日投票】
◆北海道豊浦町8
 山田 秀人73現

 (前回当選1)

◆三重県菰野(こもの)町18
 羽間  透76新

 (前回当選3)

◆山口県周防大島(すおうおおしま)町14
 うらべ智子68新

 (前回当選1)

【11月3日告示、10日投票】
◆長野県東御(とうみ)市17
 くぼた俊介49現

 いちげ真弓64現

 (前回当選2)

◆岐阜県恵那市18
 さわたりみなえ74現

 平林たづ子69現

 (前回当選2)

【5日告示、10日投票】
◆長野県阿智村12
 おおしま正男71現

 (前回当選1)

◆京都府宇治田原町12
 山本ただし72現

 今西としゆき72現

 (前回当選2)

【10日告示、17日投票】
◆山梨県南アルプス市22
 松野 昇平48現

 こうさか悠44新

 (前回当選2)

◆山梨県北杜(ほくと)市20
 清水  進69現

 志村  清72現

 (前回当選2)

◆富山県南砺市17(1減)
 なかしま満76現

 (前回当選1)

◆兵庫県丹波市18(2減)
 西本よしひろ77現

 細見あきふみ76新

 (前回当選2)

◆島根県雲南市19
 上代かずみ66現

 (前回当選1)

◆山口県防府(ほうふ)市25
 清水ちかし54現

 原田のりこ48新

 (前回当選1)

◆愛媛県四国中央市22
 ひだかゆうすけ43現

 よしだゆきしげ81新

 (前回当選2)

◆鹿児島県伊佐市16
 畑中きょう子52現

 (前回当選1)

◆茨城県守谷市補1
 沖本 佳人70新

 (現有議席1)

◆宮崎県都城市補3
 有田えり子73新

 (現有議席2)

【12日告示、17日投票】
◆長野県松川町14
 米山よしもり69現

 (前回当選1)

衆院小選挙区予定候補

2024年10月01日 12時32分24秒 | 一言
 日本共産党福島県委員会と広島県委員会は30日、衆院小選挙区予定候補としてそれぞれ1氏を発表しました。

福島3区

唐橋のりお(からはし・のりお) 63新

党福島県委員、党会津地区委員長。元喜多方市農協職員


広島6区

しげむら幸司(しげむら・こうじ) 73新

熊本第一工業高校鉄道科卒。党東部地区副委員長、福山市委
員長


総選挙 訴えから  政治のゆがみ正す党を

2024年10月01日 12時29分02秒 | 一言
東京比例・20区重複 宮本徹予定候補
 日本共産党の宮本徹衆院議員(衆院東京比例予定候補・20区重復)の演説の抜粋を紹介します。


 自民党の総裁選で石破茂さんが新しい総裁になりました。臨時国会で早期に衆議院を解散することを表明されました。私の任期はまだ1年あるはずなんですけれども。

 私たち共産党は、石破さんが何をやるのか、ということをしっかり国会で示すべきだと考えます。予算委員会を含めて議論して、堂々と選挙で信を問うべきだ、と求めています。ちゃんとした予算委員会もやらずに、自民党の総裁選でメディアジャックした勢いで、そのまま解散というのは、いかがなものか。

 共産党は、1カ月程度の国会が必要だということを訴えています。能登半島の豪雨被害もあります。補正予算をしっかり組んでから信を問うべきだ、ということを強く求めていきたい。

 今度の総選挙、私は何よりも国民の暮らしに寄り添う政治へ大本から方向を変えなければいけません。今回の裏金事件で、多くの方が感じたと思うんです。自民党の議員のみなさんは、たくさんのパーティー券を企業の方々に買ってもらっている。それを自分たちのさまざまな飲み食いなどに使っていた。政治家のみなさんがお金を企業に依拠していくということは、結局、政治の姿勢が国民の側ではなくて、パーティー券を買ってくれる大企業の側に、たくさん献金をくれる企業の側に向いてしまうということだと思うんです。

 実際、この間、国民負担率はどんどん上がっています。消費税は何回も増税され、インボイスも始まり、社会保険料もさまざま上がり続けている。ところが、自民党のパーティー券を買ってあげたり、自民党に献金したりしている大企業のみなさんの税負担だけは、どんどん下がり続けています。

 企業献金・パーティー券がもたらしている政治のゆがみを正し、国民の暮らしの側にしっかり目を向けた政治に切り替えていきたい。

 (9月28日、東京都清瀬市)

自民の戦争準備ノー 山添氏

2024年10月01日 12時24分03秒 | 一言
つくば市議選 3議席奪還を

(写真)総選挙と市議選勝利を訴える(右から)間宮、高橋、山添、橋本、山中、佐藤の各氏=29日、茨城県つくば市

 日本共産党茨城県南部地区委員会は29日、山添拓参議院議員・党政策委員長を迎え、総選挙と、つくば市議選(10月27日投票)での3議席奪還をめざす演説会を開きました。

 山添氏は、「新自民党総裁が決まり政治は変わるのか」と問いかけ。平和の問題で石破新総裁が「アジアのNATO化」「核保有」をあげていることに言及し、「航空自衛隊百里基地ではすでに核兵器搭載可能な米軍のB52爆撃機やNATO加盟諸国と共同訓練を繰り返すなど、戦争準備がすすめられている」と告発しました。

 高橋誠一郎比例予定候補(茨城1区重複)は、東海第2原発の運転差し止め判決を出した2021年の水戸地裁を「しんぶん赤旗」記者として取材した当時を振り返り、「日本共産党への内部告発で東海第2原発の防潮堤工事欠陥を突き止め、いま工事を止めています。日本共産党の躍進で原発ゼロの日本を」と力説。茨城6区の間宮みち子予定候補は「28年間、教員として働いてきた。もっと教育にお金をかけて学校給食費は即時無償化に」と訴えました。

 市議予定候補の3氏が決意を表明。橋本けい子市議は「市民との運動で、補聴器購入補助や幼稚園の3歳児保育、旧茎崎町の保健センターの存続など実現した。3議席奪還で議案提案権を」と、山中まゆみ市議は「1学年12クラスの大規模校も。遠足が学年で3回もおこなわれ教師は疲弊している。安心して学べる学校に」と、新人の佐藤せつ子予定候補は「41年間保育士として働いてきた。議員の報酬を年間220万円も引き上げる一方で水道料金を3割も値上げする、つくば市政を切り替えたい」と訴えました。

政治変える確かな道 市田氏

2024年10月01日 12時21分49秒 | 一言
山形市
 山形県の日本共産党村山地区委員会は29日、山形市で市田忠義副委員長を迎え「市田さんと希望を語るつどい」を開きました。

 衆院山形1区の三井寺修予定候補は、企業・団体献金禁止と統一協会との癒着解明にふたをする解散・総選挙の断行を批判。衆院比例東北ブロックで必ず高橋ちづ子衆院議員の議席獲得をと訴えました。

 市田氏は、石破茂新総裁について「憲法9条2項を廃止して国防軍創設を唱える超タカ派だ」と指摘。立憲民主党の野田佳彦代表による、安保法制をすぐには廃止しない方針や、日本共産党と政権をともにしないことなどの表明に触れ、「日本共産党の躍進こそ、自民党政治をもとから変える確かな道だ」と強調しました。

 会場から出された「若い人たちにもっとアピールしてほしい」という意見に「SNSの活用、切実な要求に基づく対話を重視している」「自由な時間の拡大についての提起も歓迎されている」と応じました。

 NHKの「虎に翼」で放映された「雨だれ石を穿(うが)つ」のセリフと、宮本顕治が百合子に宛てた手紙の中の「漂流ではなく羅針盤をもった生き方」の一節を紹介。未来に向かう自覚した生き方をめざす日本共産党への入党を訴えると、参加者の女性が入党を決意しました。


コメ不足農政転換へ 高橋氏

2024年10月01日 12時17分43秒 | 一言
宮城・名取市と角田市

(写真)高橋議員(正面中央)の話に聞き入る参加者=29日、宮城県角田市

 総選挙での日本共産党必勝をめざして29日、宮城県名取市と角田市で高橋ちづ子衆院議員を迎えた「つどい」が開かれました。

 高橋氏は、「受けて立つという思いで頑張りたい」と総選挙への決意を訴えました。自民党総裁選の候補者らが語ったライドシェアや解雇規制などは注視していくと強調。石破氏は紙の健康保険証の併用に言及するなど世論を意識せざるを得なくなっているが、実際には廃止をめざしていると指摘しました。

 農家に減反を求め続けて現在のコメ不足の原因となった自民党農政の転換を訴え、高齢者や若者が安心できる年金にするための党の提言を説明しました。

 角田市で女性が「能登地震の復興が進まないのは、基地建設などに業者が集中しているからか」と質問。高橋氏は「大阪万博など不要不急の公共工事はストップして復興優先にすべきです」とし、業者や発注者の理解があれば復旧工事にシフトできることを山形県の水害後の政府交渉で確認したと紹介しました。

 自民党の改憲の動きについて聞かれ、次の通常国会で大きな争点になると指摘。「国民ウケを狙い緊急事態条項などから風穴を開けつつ、本丸の9条に3項として自衛隊を明記する改憲に進んでいくと思う。その意味を知らせていく必要がある」と答えました。

 高橋氏は自身の入党のきっかけを語り、入党を呼びかけました。つどい後には支部ごとに分かれ、入党懇談会を行いました。


比例予定候補駆ける 東北(定数12)・岩手1区重複 吉田恭子さん(43)=新

2024年10月01日 12時11分22秒 | 一言
若者らの変化に確信

 盛岡市の私立高校で7月に、国会議員5人を含む9国政政党の代表が生徒に政策を訴える模擬選挙があり、日本共産党を代表して参加しました。

 吉田さんは、党の「経済再生プラン」を紹介。自民党政権が2年で軍事費を2・5兆円増額する中で、政策の優先順位を変えれば大学の学費を半分にできることや、人間らしく生活するために最低賃金を全国一律で時給1500円にすれば、消費を拡大させて経済の好循環をつくれることを話しました。

 生徒からは「長い目で見たときに国が成長していくと思う」と、日本共産党への期待が寄せられました。

 原発ゼロを求める活動にも力を尽くしています。福島第1原発事故時に妊娠6カ月だった吉田さん。不安でたまらず、若い母親たちとともに2012年からデモ行進を始め、今も毎回参加して声を上げ続けています。

 女川原発2号機(宮城県石巻市、女川町)の再稼働が11月に強行されようとする中、活動の「原点」である原発ゼロへの思いを改めて強くしています。

 盛岡市で民青同盟に入ったばかりの20歳の青年が「社会が大変な状況なのに、自民党は軍拡し憲法も変えようとしている。平和な世界をつくるために、自分も頑張りたい」と入党。若い人たちの変化を確信にしながら、吉田さんは「総選挙は暮らし、命、平和を守る最大のチャンスです」と、日本共産党の躍進で自民党政治の中身を変える決意を訴えています。

 よしだ・きょうこ 1981年生まれ。岩手県紫波町出身。和光大学卒。党県副委員長


臨時国会会期9日間

2024年10月01日 12時10分09秒 | 一言
自民提案 共産党など4党反対
 衆院議院運営委員会理事会が30日、開かれ、自民党は10月1日召集の臨時国会の会期を9日までの9日間としたいと提案しました。日本共産党、立憲民主党、日本維新の会、国民民主党は「到底受け入れられない」と一致して反対し、衆参の予算委員会での十分な質疑などを要求しました。

 会期について合意に至らず、引き続き協議することとなりました。

 日本共産党の塩川鉄也衆院議員は「衆参の予算委員会を行い、裏金や統一協会問題、暮らしと経済、大軍拡の問題などで新しい政府の基本点をただす、十分な時間をとるべきだ」と強調。石川県・能登半島での災害に対応する補正予算、旧優生保護法問題での補償法成立や質疑を求め「9日間では到底足りない。会期は30日程度必要だ」と主張しました。

 塩川氏はまた、早期の衆院解散について自民党の石破茂総裁が総裁選で「国民に判断材料を提供するのは政府、新首相の責任。本当のやりとりは予算委員会だ」と主張していたと指摘。「最初から公約違反をするのか」と批判しました。


軍拡 石破氏に危機感

2024年10月01日 12時05分36秒 | 一言
全国革新懇が代表世話人会
 全国革新懇は30日、都内で代表世話人会を開き、自民党総裁選や、次期衆院選の争点などについて話し合いました。日本共産党の小池晃書記局長はオンラインで参加しました。

 参加者からは、自民党が臨時国会の会期を9日間とすると提案し、野党の予算委員会の開催要求に応じず、解散・総選挙に踏み切る考えを示したことに、「憲政の常道に反する。国民に判断材料を提供しないまま、裏金隠し、統一協会隠しで選挙に突き進むやり方に、厳しく抗議したい」という意見が出ました。

 また、自民党総裁に選出された石破茂氏は「根っからの改憲論者で、自衛隊を国防軍にすると訴え続けてきた人物だ」と指摘し、アジア版NATO(北大西洋条約機構)創設や核共有の主張は、まさに憲法や非核三原則に反すると批判。「今までの政権以上に危険な政権となる」と危機感が示されました。

 立憲民主党の野田佳彦代表が、安保法制=戦争法を「すぐには廃止できない」「違憲部分の検証が必要だ」などと発言したことについて、市民と野党の共闘の共通の基盤が損なわれているとの発言がありました。この中で、安保法制の廃止と立憲主義の回復が野党共闘の原点であり、安保法制のもとで安保3文書など岸田政権による大軍拡が行われてきたと指摘し、「今まさに、石破政権でさらなる改憲と大軍拡が進もうとしている。この問題に正面から立ち向かうのであれば、やはり安保法制の廃止を掲げていくことがどうしても必要だ」と強調。日本共産党の躍進こそが、自民党政治の中身を変え、市民と野党の共闘の新たな発展の流れをつくるとの考えを示しました。

 各分野からは、「石破氏に対して、沖縄の人たちは(辺野古新基地を押しつけた)『平成の琉球処分』を行った人だと見ている」(沖縄)、「この間の“米騒動”は、石破氏が2009年に農水相だった時に引かれたレーンの上で発生したもの。ここを追及、宣伝していきたい」(農業)、「自民党政治はどこから見てもひどい。だからどこからでも語れる。総選挙では政治談議を大いにしていこう」(女性)などの意見が出ました。


予算委で徹底議論を

2024年10月01日 12時02分28秒 | 一言
8党・会派の国対委員長会談
 日本共産党、立憲民主党、日本維新の会、国民民主党、有志の会、教育無償化を実現する会、れいわ新選組、社会民主党の8党・会派の国対委員長は30日、国会内で会談しました。10月1日召集の臨時国会で新内閣の方針をただすため、衆参両院の本会議での代表質問とともに予算委員会での十分な質疑を与党側に求めていくことを確認。国民に判断材料を示さないままの衆院解散には反対することで一致しました。

 8党・会派は、石川県・能登半島での地震・豪雨災害の被災者支援のための補正予算を求めていくことでも一致。自民党の裏金事件に関係した議員の政治倫理審査会への出席や、統一協会問題の再調査と報告、旧優生保護法下で不妊手術などを強いられた被害者に対する補償法成立を求めていくことも確認しました。

 日本共産党の穀田恵二国対委員長は「新首相と閣僚の姿勢をただす予算委での徹底した議論は当然だ」とした上で「やるべき審議のため30日程度の会期が必要だ」と主張。「短い会期の提案には反対だとはっきりさせよう」と強調しました。

 また、旧優生保護法問題で「国会は加害者だ」として、補償法成立や謝罪決議とともに「当事者の意見を聞く審議を行うべきだ」と主張。岸田文雄首相の退陣のきっかけとなった裏金事件の根本的な解決のために企業・団体献金禁止法を実現すべきだと求めました。