鉄塔といえばトラス構造でアングルが入り組んだものを想像すると思います。
でも、シンプルな鉄塔もあるんです。
でも、シンプルな鉄塔もあるんです。
それがこちら。単管の鉄塔です。
この単管鉄塔、一般的には環境美化型鉄塔もしくは環境調和型鉄塔と呼ばれています。私は環境美化型という呼び方に違和感(どんな鉄塔も美しいじゃん!)を感じているので、調和型と呼んでいます笑
環境調和型鉄塔は読んで字の如く、景観に配慮して周りの風景に馴染む色や形に設計されている鉄塔です。単管(1本の鋼管でできているもの)=環境調和型というわけではなく、環境調和型鉄塔の1種類として単管鉄塔が挙げられるんですね。
じゃあ、他にどんな種類があるの?というと、たとえばこちら。
形は普通のトラス構造でも、色が茶色かったり、緑色だったりと、周囲に馴染む色に塗装されていたりします。
川の近くの鉄塔は水色に塗装されていたり…
単管の鉄塔はほとんどと言って良いほど塗装されています。色は白が多いですが、水色や緑色のものも。
川の近くの鉄塔は水色に塗装されていたり…
単管の鉄塔はほとんどと言って良いほど塗装されています。色は白が多いですが、水色や緑色のものも。
珍しいものだと、絵が描かれていることもあります。
調和型鉄塔が多いのは、公園内、住宅街などです。
全部環境調和型鉄塔にすればいいじゃん!と思うかもしれません。でも残念ながら、調和型鉄塔は普通のトラス構造の鉄塔に比べて建設費用や維持費用が高額なため、ここぞ!というところにしか建てられないそうです。
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