打ち身の手当ては大切だよ、何度も繰り返すと筋肉を痛めてしまう、約束してくれるよね?とチューユエンに言われ「でも、そんなの迷惑じゃありませんか?」と申し訳なさそうに言うバイツァオ。チューユエンは優しく「まさか。来ないほうが迷惑だよ」と言う。
チューユエンは道場対抗戦の件がふっきれたか聞く。「ええ、分かったんです。私は身勝手すぎて自分のことしか頭にありませんでした。代表にふさわしいのはシウチン先輩。松柏はきっと勝てます」とバイツァオは笑顔で答える。今回は私が間違っていました、と。チューユエンは「仲間を思いやるのはいいことだね」と話す。みんなが気づかせてくれたんです、チアリーダーの練習を始めることになった時、嫌われてるんじゃないかと心配でした、でも、みんなは嫌うどころか私を助けてくれます、洗濯や掃除を手伝ってくれて、とても優しいんです、と言うバイツァオ。チューユエンは「君のことを知れば、誰もが好きになるよ」と言う。
夜。バイツァオがベッドの上で接骨木で作った輪を冠にしたシャオツァオを見ていると、シャオインが「明日の抵抗戦に備えてエールを考えたの」と言ってくる。ルオバイのために一生懸命なシャオインに「誰かを好きになるって、どんな感じ?」とバイツァオは聞く。「人を好きになるとね…たとえ気に留めてもらえなくても構わないの。そばにいるだけでいい。ほほ笑んでもらえたら世界中が光に包まれる。でも他の女といる姿を見ると胸がかきむしられるようでつらくなる」と話すシャオイン。バイツァオはチューユエンとティンイーのことを思い出す。さらにシャオインは「誰かの事を好きになるとね、世界のすべてを手に入れたような気分で他はどうでもよくなるの」と言う。恋愛経験のない今は元武道に夢中でも、あんただって恋をしたら稽古の時間もなくなると。
翌日。岸陽市道場対抗戦が始まる。松柏館は海寛館と対戦する。ルオバイが勝ち、初めてルオバイの試合を見たバイツァオは「すごい」とシャオインに言う。「私の王子様だもん」と返すシャオイン。松柏はこれで2勝し、勝ち進むことが決まる。
最後のシウチンが負けても関係ないとシャオインが言い、シウチンはそれを聞いてしまう。
試合が始まるが、相手が強く押され気味になってしまうシウチン。諦め気味に応援していた仲間に、バイツァオは「信じて応援しよう」と言う。
賢明に応援するバイツァオを見て“松柏の門下生だったか。こいつは面白い”と思うティンハオ。
バイツァオの応援で門下生全員が一丸となり、力をもらったシウチンは逆転勝利する。
笑顔のバイツァオにシウチンも頬笑む。それが嬉しいルオバイ。
試合後。1回戦で敗退した全勝館と、勝利した松柏館は帰りにかち合う。全勝館のグァンヤーのもとへバイツァオが歩いていくと、門下生から「松柏に入ったのね」「そうよ、頼み込んだらしいわ」「裏切り者」「恥知らず」と言われてしまう。バイツァオと一緒に来たシャオインから「全勝館は負けたって聞いたけど」と言われ「何なの?負けて悪い?松柏館は負け知らずとでも?」と言い返すグァンヤー。グァンヤーはバイツァオに「恥ずかしくないの?全勝館を捨てて松柏館に入り、その上、偉そうに私たちを笑うなんて」と言う。誰があんたを引き取り、育ててくれたのか忘れたの?この裏切り者と。
「人聞きが悪いわ。インチキを見抜かれ逆恨みして追い出したくせに、うちが歓迎して何が悪いの?」とバイツァオをかばうシャオイン。グァンヤーはそれでも「見損なったわ。あんただけはチュイ・シャンナンの味方だと思ってた。それなのに…やっぱり見捨てた」と言う。黙って聞いていたルオバイが「チュイ師匠が託したんだ」と言いながら歩いてくる。信じないグァンヤーに「疑うなら好きにしろ」とルオバイは言うと「行くぞ」とバイツァオたちに言い行ってしまう。
後からついてきたバイツァオに「釈明しすぎると事実も嘘になる」と言うルオバイ。
松柏は初戦を勝利で飾ることができ、皆で打ち上げをする。バイツァオはシウチンと乾杯しようとグラスを差し出すが、シウチンは立ち上がり他の応援団と乾杯してしまう。バイツァオは沈んだ顔になるが、シウチンは一番最後にバイツァオとも乾杯してくれる。
道場でシャオインと手合わせするバイツァオ。バイツァオはシャオインの動きがコマ送りのように見え、攻撃を見抜けるようになったと錯覚する。しかしルオバイが、シウダー、ピンピン、インイン、ヤン・ルイと組み替えをさせると、まったく攻撃が見抜けない。そんなバイツァオにルオバイは「分かったか。シャオインの動きをいくら見切っても、別の相手には通用しない」と言う。「それじゃ…どれだけ監察の特訓をしても、無駄なんですね」と返すバイツァオ。ルオバイは「世界中に元武道選手は大勢いる。全員の動きを監察することができると思うか。よく考えてみろ」と告げる。涙を流し「本当に…無理なの?」とつぶやくように言うバイツァオ。
ベンチに座りながら、バイツァオはチュイの手紙を取り出す。「私のやり方じゃダメだとみんなが言う。師匠がそばにいれば教えてもらえるのに、このやり方は本当に無駄なんでしょうか」と言うバイツァオ。
バイツァオが本を見ながら技の練習をしているのを、ティンイーを迎えにきたティンハオが見かける。後ろから近づき、バイツァオに蹴られたフリをするティンハオ。「せっかくの再会が台無しだ」とティンハオが言い、バイツァオも「あなた?」と気づく。
ティンハオは命の恩人で、蹴られたことで貸しが2つ、償いにメシをおごってくれと言う。
自分の車に乗せ、ティンハオはバイツァオを高級レストランへ連れて行く。メニューを見て、あまりにも高い料理に驚くバイツァオ。バイツァオはお腹がいっぱいだと言い、自分は水だけにする。ティンハオはわざとたくさんの料理を頼み、バイツァオは困ってしまう。
バイツァオが席を離れた間に、カードで支払いをするティンハオ。それを知らないバイツァオに「いくぞ、食い逃げだ」と言い、ティンハオはバイツァオを連れて店を出る。しかし「払うべきものは払わなきゃ。師匠は買い物の時、1元でもお釣りが多いと必ず返した。“人を欺けば、結局、自分を欺くことになる”って」と言い、店に戻ろうとするバイツァオ。持っているお金は足りないけど、皿洗いをすればいいと。仕方なくティンハオは支払いを済ませたことを話す。
怒ったバイツァオは、持っていた327元と5角を渡し、電話番号を携帯に入れてもらう。そして「お金ができたら電話する」と言い、歩き出すバイツァオ。そんなバイツァオを車で追いかけ「ほんの冗談だ」とティンハオは謝る。許せないバイツァオは走って逃げようとするが、車にはかなわず、結局立ち止まってしまう。
車から降りたティンハオは、まだ逃げようとするバイツァオを捕まえ「気が強いと男が寄りつかないぞ」と言う。バイツァオは「お金持ちだから人を屈辱するのも平気なのね。私はあなたみたいに恵まれていないわ。でも人の心を踏みにじったりしない。だからもう近づかないで」と返す。
ーつづくー
シウチンとバイツァオの距離が縮んでよかった(*´ー`*人)
それを見守っていたルオバイも素敵すぎ♪
それにしても…全勝館がひどすぎる(@_@;)
あんな追い出し方をしといて、バイツァオに「裏切り者」はないよね…(*´Д`*)
グァンヤーもどこを見ていたのかわからないけど、バイツァオは負けた皆を笑ってないし。
しかも「あんただけはチュイ・シャンナンの味方だと思ってた。それなのに…やっぱり見捨てた」って!?
娘のグァンヤー自身が見捨ててるのに、何を言ってるの???
今のところバイツァオにとってティンハオの印象は最悪。
ティンハオの別の面を知れば、またバイツァオも見方がかわるよね…。
ところで、シャオイン、夢で美味しいものを食べてた?(*´艸`*)
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今まで誰も考えなかった方法だから、うまくいってくれたらいいのになぁと思っています。
うささん同様、全勝館の負け惜しみ?の罵りはひどすぎ!と思いました。
バイツァオを目の敵にしているだけじゃないの~??
裏切り者、なんて言ってるけど、自分達のほうこそ仲間意識もなかったのにね~。意地悪~。
ティンハオが登場して、これからの展開も楽しみになってきましたね。