最近の傾向として、全体的に動きが緩慢ではあるが、その反面、綺麗なフォーメーションが多く、
それが機能しているのでトレードがしやすい。
今朝の注目はオージー円。
私が大好きなマイルール「急落パターン」の一歩手前である。
最近は、スーパーボリンジャーとスパンモデルも表示して、マイルールを検証している。
結果は、売りのポイントが一致しているし、説明が大変にうまくいく。
先ずは、「マイルール」の説明
「急落パターン」は、ドル円、クロス円に多く出現しやすいパターンで、ラウンドトップから、急落につながるパターンです。
●上昇トレンドライン①、②を割った。
●ダイバージェンス⑥が示現。
●高値圏でしばらく揉み合いを形成し、20EMA③が横ばいから下向きになる。
●揉み合いの安値⑤を割り始めると、下落のスイングが加速する。
(当然の結果として90EMA④も割り始め、向きが下向きになる)
エントリーは、目立った安値⑤を割れたのを確認して、その後の戻りで半量を「試し売り」。
(先程、試し売りを83.30でしました)
ストップは、揉み合いの高値83.72を基準。
⑤を完全に割れて残りを「追撃売り」。
以上がマイルールですが、揉み合い幅分を目標値として算出しまするが、多くの場合もっと下がる場合が多い。(1~1.5~2倍)
そして多くの場合、この急落パターンが収まると、再度下のレベルで同様の急落パターンが形成され、
再下落を数回繰り返す場合も多い。
リスクが小さくリターンは大きく取り易く、解かり易いパターンです。
このパターンをスパンモデルで表示してみると、
●遅行スパン⑧が実体を下抜ける。
●「赤色ゾーン」⑦が出現し陰転。そして、赤色ゾーンでの戻り売りが推奨されています。
スーパーボリンジャーでは、
●中央ラインが下向きになる。
●バンド幅が拡大し始める。
●1シグマと2シグマラインの間での巡行スピードの下落が始まる。
●3シグマラインに到達するような急落で終焉し、反転上昇。
ラウンドトップのフォーメーション自体が反転パターンの一つなので、いうまでもない事なのであろうが、
相場の力学としては、「上値が重い」という現れであり、上部の揉み合いで蓄積された買いポジが、
上値を抑えられることにより、徐々に下に放出(損切り)し始めるという流れなのであろう。
特に今回は、9時30分に豪州の雇用関係の発表がある。
今回は、フォーメーションによる……というよりはむしろ、発表の結果が左右して、運命が決まってしまうかもしれない。
下割れをして、「急落パターン」が完成するのか……?
上方向に行き、②の下抜けがダマシになり急騰するのか……?
或いは変化がなく、単なる揉み合いパターンに終わるのか……?
今日は、久々に早く起きたのでレポートしました。
9時30分には、その時点での価格の直下に逆指しをセットして、リスクを極小にしてエントリーする予定。
試し売りのストップは83.77。相場に確実は無い。
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