スパイクについて

　ウチの子が、サッカーを始めるにあたり最初に買ったのは、3号ボールとスパイクでした。購入したのはPUMAの「デルムンド」(Photo)で、ソールはハードグラウンド用の25本マルチスタッドのれっきとしたスパイクってヤツなのですが、練習で殆どの子はソールがフラットなトレ－ニングシューズを履いてるんだよね。スパイクを履いてる子が居ないのに気付く。

　自分も「アメフット」他のスパイクを履くスポーツをやって来た経験上、確かにスパイクは「ポイントの突き上げが辛い」「疲労する」「体に負担が大きい」等の理由は分かっているので、子供なら尚更って訳で「やっぱスパイクは試合の時に履かせるかぁ～」と思い。普段の練習用にPUMAの「トルセイラ」のトレシュ－を購入しました。が、埼スタのメインピッチで行なわれた「JFAキッズ（U-6)サッカーフェスティバル2005」では「スパイク禁止」、「トレシュ－または運動靴着用」との事でした。今度、練習試合をする「堀崎公園」もネットで調べた結果、禁止のようである。（両方とも天然芝のピッチ）結局、試合でもトレシュ－の独壇場の状況である。芝を保護する為の措置ってのは理解するが、スパイクは何処で使うべきなんでしょうか？川口の「芝樋ノ爪蹴球少年団」に通っている知り合いに聞いても、やはりトレシューONLYとの事。

　サッカー道具＝スパイクと思っていたのですが、「スパイクを使う機会が無い」事に気が付いてしまいました。まぁ成長途中で身体が出来ていない幼年の子に、負担の大きい「スパイクは要らないのかもしれないな」とも思います。もともとスパイクってモノは、その競技にあわせた操作性とソールと接地面とのグリップ性を主眼に開発をしているので、快適性等はニの次ってモノが大体であるし、快適性を犠牲にしても性能重視の競技者の為に存在するエッキプメントですから、そんな履き辛いモノを履かせてサッカーが嫌いになったら本末転倒ですしトレシュ－といえど、もともとスパイクのアッパーに形状の違うソールをオフセットしているだけですからね。

　このまま、スパイクは「お蔵入りかな？」でも、フィールドプレーヤーが身につける唯一の武器と呼べるモノなのに使う機会が無いのは、「ちょっと寂しい気がする・・・」。


　何だかんだ言って、また一足、adidasの「パルサド」ベッカム専用カラーモデル（トレシュ－）を衝動買いしてしまう父であった・・・。