spacevision

クマのおもちゃで瓦割り

十人十色。

勤め先には変わった人が多い。

もの静かで縁の下の力持ちな人。
専門分野では右に出る人は居ない人。
それから、会社の外の世界に別の顔を持つ人…。

今年、NHKのBSプレミアムで伝説になった番組がある。

『魔改造の夜』


「魔改造」という言葉をご存じだろうか。

“日常使用の家電”や“子どものおもちゃ”にあり得ない改造を施し、えげつないパワーを放つモンスターマシーンに作り替えることをいう。

このNHKの番組、『魔改造の夜』では、
日本の超エリート大学・T大工学部チーム、東京下町工場のH野製作所チーム、そして国内屈指の自動車メーカー・T社のエンジニアチームといった、一流の技術者たちが、その魔改造に挑戦し、本気で考え抜いた技術をガチンコ勝負させたのだ。

番組プロデューサーは語る。

日本のものづくりが徐々に軽視されつつある今、ネット上で「魔改造」というものが注目されていると知りました。これもまた、ものづくりの一つの形だと感じて番組にできないかと考えたんです。専門的な技術にスポットを当てても、一般的な私たちはなかなか身近に感じられません。そこで、身の回りにある家電製品や子どものおもちゃなどを改造して、どれほどパワーアップさせられるかを競うのはどうかと考えました。一見くだらないことにいい大人たちが真剣に取り組んでいるというおもしろさなら、より多くの皆さんに興味をもってもらえるのではないかと考えたんです。この企画にお力添えいただいたのが、番組の解説者としてご出演の東京大学工学部准教授・長藤圭介さんでした。長藤さんの『いま役に立つことばかりを考えていては、この先役に立つものは生まれない。いまバカバカしく思える技術でも、それらが何かのきっかけで組み合わさって非常におもしろいことが生まれる可能性がある。“遊ぶ”ことが、ものづくりの基本になるんです』という言葉が、大きな後押しになりました。 

フジテレビの『ほこ×たて』のような番組。つまらないハズがない。

私は大切に録画して、何度も見るほどハマった。

時が過ぎ、9月の某日。
新型コロナの影響で活動自粛中の自転車部から、珍しくメーリングリストが回ってきた。「こんな部品を探しています」
探しているのは部品というより重りである。

残念ながら、その部品を持ち合わせておらず、私は協力できなかったが
一体何に使うのか、後のメールで教えてくれた。

魔改造の夜で使うんです。

?!

魔改造の夜2

ついにH技研も挑戦!!
自転車部の仲間は「クマのおもちゃで瓦割り部門」で戦う!!

勝負の行方は、見てのお楽しみだ。


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コメント一覧

同僚I
タイムリーネタだな
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