spacevision

エモいことが続く

最近よく聞く曲がある。

 
Amazon musicで音楽を垂れ流していたら、この曲のフレーズが頭から離れなくなった。(その後、再生履歴からこの曲を見つけ出すのに苦労した。)

「別の人の彼女になったよ」
実にまわりくどい表現で、ストーリが展開していく。

「だからもう、会えないや御免ね」
「あなたも早くなってね、別の人の彼氏に」

一番が終わり間奏に入る。

ああ、別れたけど会いたがる彼氏に向けて歌った話なのか。
まったく、男ってやつは元カノに会いたがるものだよな…。
ここまで聞いたときの印象は、それだけだった。

ところがである。
二番になると状況が変化していくのだ…。

続きは是非曲を聞いて欲しい。

曲はAmazon musicでも良いのだが
YouTubeが非常に良い。

そしてPVを見終わったら、その下のコメント欄に目を向けて欲しい。
視聴した人が次々と自身の過去の恋愛体験を書き綴っているのだ。


曲調に加え、自分の過去の体験を思い出す現象は、なんとも懐かしくて切ない。長男から、この気持ちを一言で表す言葉があると教えてもらった。

「エモい」


“英語のエモーショナル(emotional)からといわれます。 エモーショナル(emotional)とは辞書では、感情に動かされやすいさま。感情的。「エモーショナルな言動」” (「デジタル大辞泉」より) 

便利な言葉である



最近、エモい出来事がこの曲だけでなく続いている。

Ljubjlana Gusto Santicの雨澤毅明選手が引退発表したのだ。


私が雨澤選手を知ったのはブラウの頃からだが、実際にお会いしたのは那須ブラーゼンにJプロ選手として入団した後だった。
那須高原ロングライドのサイクルイベントに参加して、峠の茶屋への激坂をアウター縛りでスルスルと(息切れする私の横をぶち抜いて)ヒルクライムしていくのを眺め、頂上でウナギリを頬張る雨澤選手に話したのが一番最初だ。
一言二言の会話だったから、何を話したかまでは思い出せないが、とにかくまっすぐ私を見て話していたのだけは覚えている。
その後、宇都宮の自転車仲間の飲み会で雨澤選手のお母様と仲良くなったりして、親戚の子供を応援しているような気持ちで、宇都宮ブリッツェンやGustoへ移籍しても雨澤選手の活躍を追っていた。
引退を知ったときも、悲しさや残念な気持ちもあるが、それとは違った達成感のような気持ちもある。要するにエモいのだ。

うまく言葉にできない気持ち。

Twitterで見かけたこの方もそうだった。


だからもう、早くなってね。
別の人の彼氏に。

どうか新しい道も幸せでありますように。


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