今週、Twitterのサイクルロードレース界隈がざわついた記事。
国内のサイクルロードレース選手個人のSNSを名指しで批評しているため、見る人によっては上から目線に感じるようで、ある選手はアドバイスに従ってプロフィールを編集したり、またある選手は逆にアカウントに鍵をかけてしまったりと、今もざわざわしているのだ。
この手の話は非常に難しい。
私も過去に書こうとしたことがあったが、問題点は見つかるものの、具体的な解決策がよくわからないのだ。(先日も「まー大変だよねー」というような有耶無耶した記事を書いてしまった)
隣の芝生は青く見える。
過去に色々と問題があったが、今は落ち着いているバスケットボールリーグ(Bリーグ)を参考に、各選手がどのようにSNSを使い、チームやBリーグの人気につなげているのか、データを分析し、サイクルロードレース界の明るい未来を築き上げられる材料になればと思い、Twitter APIを使ったデータ分析を始めてみた。
まずは手始めにジャパンサイクルリーグ(以下JCL)の選手とバスケットボールB1リーグ東地区(以下B1東)の選手のTwitterアカウントを使った。
JCL:62名、B1東:105名
数としては同等とはならなかったのだが、驚くべきはB1東のTwitter認証済みアカウントの多さである。なんと105名中87名もの選手がTwitter認証済みバッジを取得しているのだ。(一方JCLは62名中たったの1名のみ。)BリーグはSNSを活用していると聞いていたが、いきなり分析を始める前から水をあけられた。
気を取り直し、個々の選手のフォロー数とフォロワー数をグラフ化し、見比べてみよう。
<B1東の選手>
・フォロー数に対し、フォロワー数が多い。
・フォロワー数が1000人~10万人と個人差がある。
・フォロー数は1000人以下に収まっている
<JCLの選手>
・フォロー数とフォロワー数がほぼ同じ選手が多い。
・フォロワー数が50人~1万人と個人差がある。
・フォロー数が10000人いる選手もいるが、多くは1000人以下である。
B1東とJCLを見比べるとフォロワー数に大きな差があり、それぞれに特徴が出ているデータが取得できているのがわかった。
よりデータを分析するため、サイクルロードレースはJBCFを、B1リーグは西地区も加え、範囲を広げて分析しようと思う。