世の中、なかなかうまくいかない。
海外のサイクルロードレースの記事。
UCIレースでは無いものの、オーストラリアのツアー・ダウンアンダーはリッチー・ポートが優勝。ワールドツアーチームはヨーロッパの暖かい地域でトレーニングキャンプを開催したり、チームキットを発表したり。一見すると、2021年のサイクルロードレースはこれまでの平常に戻ったような気さえする。しかし、ここ数週間で発表された複数のレースの延期。これは今年のロードレースシーズンもこれまでとは全く異なるものになることを改めて示しているのだ。
ツアー・ダウンアンダーに続き、カデル・エヴァンス・グレートオーシャン・ロードレース、ツアー・オブ・オマーン、サルト・サーキット・ドゥ・ラ・サルテがすべてキャンセル。チャレンジ・マヨルカ、ヴォルタ・アオ・アルガルベ、ブエルタ・ア・アンダルシアは5月まで延期された。3月のロンド・ファン・ドレンテは、もともと2021年の女子ワールドツアーカレンダーの第3レースとして設定されていたが、まだUCIからの新しい日付を待っている。最初は10月に開催日の変更を要請していた。心配なことに、1月が終わる前でさえ、シーズン序盤のカレンダーには、1999年から2005年までのツール・ド・フランスの結果とほぼ同じ数のストライクスルー(取り消し線)が並んだ。
フランスは3度目のロックダウンを警告。
テレビをつけるとマスコミはコロナ警察。
善と悪がはっきりと決まらない。
千差万別で一つのものさしで各々を比べることができない。
立場が変われば正解も変わる。
医療従事者、深夜の飲食店、役者、政治家。
どの立場であっても、気持ちは等しく守られる世の中であってほしい。
みんな頑張っていることは同じなのだから。