その会社は、電車が通っていない場所にあって、マイカー通勤する人が多く
朝の通勤時間帯になると10kmくらいの渋滞になります。
渋滞を回避するため、バス通勤やオートバイを利用する人もいるし、自転車通勤をする人もいます。
最近はロードバイクブームってのもあって、ここ2~3年で自転車通勤する人が急増したと感じていました。
で、自転車事故が多いらしいんです。
自転車って、交通弱者でもあり、強者でもあるから
事故を起こしたり巻き込まれたり、いろんな報告が上がっているらしいんです。
会社としても、なんとか自転車事故を減らしたい!
ということから、自転車安全講習会が開かれました。
その講師は、サイクルスポーツマネジメント株式会社の代表取締役社長である柿沼さん。
前置きが長くなりましたけど、まぁ要するに
宇都宮ブリッツェンの社長、柿沼さんが会社にやってきて、
自転車の安全走行に関する講習会を開いたんですよ。
スポーツの中でも、サイクルロードレースはレース場として一般公道を閉鎖して走る珍しい競技。
プロのサイクルロードレースチームである宇都宮ブリッツェンは、練習も公道を走ることがほとんどで、
1年間に約30000kmもの距離を走るそうな。
練習1回で走る距離は100~200kmと長く、ほぼ毎日走るため
『公道を安全に走るためのテクニック』もプロなわけですね。
講義の内容は目からウロコな話ばかり。
自転車走行する際には、「予測する」ことと同時に「予測される」ことも大切で、
例えば、自動車を運転するドライバーの視覚に入るように走ることや、
ドアミラー越しにドライバーとアイコンタクトすることなど、
自動車も自転車もお互いを認識し合えることが事故を防ぐためのものなんだそうな。
写真は今期のポスターです。
講習後に片付けていた守衛さんからいただきました。
あ、柿沼さんにサインしてもらえば良かったなー。
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