思い立ったが吉日。
ツールド奥日光に挑戦してきた。
これまで、日光が映える季節は5月で、
奥日光の映える季節は9月だと思っていた。
9月だと思った理由は、
奥日光は紅葉が色づき始める少し前の季節のほうが湿度が低く、
遠くの山々までよく見えるからである。
だが、今日のライドで思った。
奥日光は梅雨明け早々の7月末が最高に映える。
断言する。
以下、写真多めで解説少なめで。
9時AM、日光だいや川公園に駐車。
目標は金精峠だが、実力的には湯滝。
青い空に強い日差し、たっぷり日焼け止めを塗る。
(が、脚に塗り忘れていて後で大変なことになった)
9時半に神橋着。
道を歩く観光客は少ないが、車の通りは多い。
気温は既に30度近く、熱中症にならないよう
ゆっくりのペースで馬返しへ。
馬返しに到着した時点で、脚が無くなりそうだった。
久しぶりのいろは坂、タイムアタックする気など無いが
そもそも上りきれるか不安になる。
車の多さと蒸し暑い排気ガスを吸い込み、
脚付き寸前で黒髪平着。
霧降高原の山が見える…。
非常に日差しが強い。
ここでようやく脚に日焼け止めを塗り忘れている事に気がつくが、あとの祭りである。
呼吸が落ち着いたところで、明智平へ。
第二いろは坂の路面が非常にキレイだったが、
まさか明智平が完全にリニューアルしていたとは!
しかも、ロープウェイ側の駐車場が有料になっていた。
有料化で駐車する車が少なく、快適だった。
500mlのコーラを飲み干して、中禅寺湖へ。
中禅寺湖に着くと、気温が一気に下がってくる。
体感で25度、冷たい風は積乱雲を呼びそうなほど。
ところで、明智平から中禅寺湖までも一方通行に変わっていた。
車にとっては事故のリスクが減っているかもしれないが
非常にスピードが上がっているからサイクリストは注意である。
竜頭の滝、戦場ヶ原と通り過ぎ三本松まで
ココまでノンストップなのは、車の交通量が多いため
さっさと湯滝まで行ってしまう作戦だ。
三本松から見る男体山。
山頂まで青々としていて、違う山に見える
(本当に違う山だったかもしれない)
そして、湯滝。
滝というより、瀑布という言葉が似合う。
高い所から白い布を垂らしたようだ。
滝下の淵は川釣りの好ポイントらしく、
釣り人の竿を振る仕草に見とれていた
(カッコイイお姉さんだった)
湯滝のレストハウスにて団子を補給食代わりに。
ゆずのタレが甘酸っぱくて美味しい。
ここで偶然、会社の先輩とバッタリ会う。
先輩は金精峠を抜け、丸沼高原まで行ったらしい。
私は金精峠をパスして帰ることを伝えると
ツールド奥日光には、ここから少し先の湯元までのセグメントもあると教えてくれた。
湯元なら・・・スタミナ的にギリギリ行けそう。
気温に助けられて無事に到着。
ここの標高は1300m。
気温は20度近くまで下がっていた。
PioneerのCyclo-Sphereがサービス終了していたため
帰宅後の儀式でもある走行ログのアップロードに戸惑ったが、
SHIMANO CONNECT Labはなかなか良い。
無事にSTRAVAへの転送も完了できた。
結構ギリギリだったいろは坂のログを見る。
タイムがピーク時の倍も掛かって上っていた。
病気が病気なので仕方がないとはいえ、少しショック。
が、KOMの岡選手の超人的なタイムでそのショックは消え去った。