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spacevision

東京2020オリンピック自転車競技男子ロード(後半)

レストランで食事しながら、ふと外を見ると、
車の通りがピタリとないことに気がついた。
道路は封鎖され、交通規制が始まっていたのだ。

サイクルロードレースの中継をスマホで確認すると
先頭集団は道志みちに入っている。

道志みちは約40km、ダラダラと登り続ける道とはいえ、
あと1時間もすれば先導車がやってくるだろう。

昼食を食べ終わると、そこはレース会場になっていた。



「他人との距離を保って、観戦してください。」

警察官の声がする。

沿道観戦は黙認されているようだった。
中高生のボランティアスタッフの数も多い。



緑色のウェアにプリントが入っている。

「声援は避け、拍手で応援を」
「集う・触れ合う応援は避ける」
「フィジカルディスタンスを保って」


やがて、レース関係車両がやってきた。


トヨタの車がずらり。



バイクは他メーカー。

唯一、トヨタでない特殊車両。



しかもEUナンバーでスペインから持ち込んだ車両のようだ。

この車載装置はカメラとのこと。


それで峠の下り道でもブレずに撮影できていたわけだ…。

この車両が通るということは…!

逃げ集団!


そして、20分差でプロトン。



ポガチャル!!

まだレース序盤、ポガ毛は格納されていた。

選手の通過後、チームカーが延々とやって来る。



平野交差点を曲がるだけでもプチ渋滞。
国の数だけ用意されているのだろうか…。

最後に救急車とサグワゴン。


救急車3台、サグワゴンも3台用意されているとは。
(ジャパンカップですら1台ずつだというのに)

オリンピックの凄さを知った。

山中湖村を通過した選手は富士スピードウェイに向かう。
レース終盤まで誰が金メダルを獲得するかわからない展開。

フィニッシュに至るまでが凄かった。



山中湖まで足を運んだ甲斐があった。



<追記>
本当かどうか分からないが、オリンピック開会式翌日にサイクルロードレースが行われるのは、ヘリの上空撮影で日本の景色を映し、「オリンピックってこんな国で行われるんだよ」と世界に配信することが目的だという。

確かにTwitterトレンドに上がり、
サイクルロードレースを知らない人々も興味を持ってくれたように感じた。

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