わんこ狂想曲

シェルティれお&ルネ&蓮&蘭のお話。
闘病日記、子育て日記、多頭飼い日記などわんことの生活の記録です。

大学病院にて3(しぃ)

2005-05-12 00:32:37 | 多発性骨髄腫
暗いお話ばかりになってしまってますが、いつも
読んでくださって、いろいろと応援いただいて、
本当にありがとうございます。

5/10(火)に大学病院に行ってきました。
下痢をしている現在のれおの様子を伝えた後、
いくつかの検査を行い(様子日記参照)、
先生とお話をしました。抗がん剤についてです。

アルケランという大学病院で一番使ってきた
抗がん剤を少しだけ使ってきたのですが、
病気に対して効果がありました。
大学病院では、この薬での副作用の例は今までには
なかったとのことですが、れおにとっては、吐き気
と下痢の副作用が強く出るつらい薬となってしまいました。

次に、エンドキサンという同じ系統の少し強い抗がん剤を
すすめていただきましたが、下痢が治らないのと、同じ系統
なので同じような副作用で苦しむのではと思い、私達の判断で
投与をストップしています。
先生に、もう一度、率直に聞いたところ、副作用の
可能性は五分五分よりも高いとのことです。
それ以外には?という話をすると、注射で投与する抗がん剤や
サリドマイドの使用も考えてみましょうか?というお話をして
もらいました。大学病院としては、まったく実績のない薬です。
治らない病気なので、ある種実験のようになってしまう薬は
あまり積極的には使いたくない、というのが先生の方針です。

サリドマイドは、先生の知り合いのがんを専門にしている病院で
使用している、とのことなので、情報を聞いていただくよう、
お願いをしました。

ほんの少しの抗がん剤(全部でたった1~2錠)で、1ヶ月ほど
下痢・吐き気で苦しんでいるれおを見てきました。
それで抗がん剤を敬遠したままいると、今度は、がんの進行によって、
骨が溶けて痛みが走ってよく眠れなかったり、おしっこがうまく
コントロールできなくなったりしています。
これも相当苦しいです。

今日、まずは痛みをやわげるために、モルヒネをいただきました。
早くれおに合った抗がん剤を見つけてあげて、少しでも長い間、
穏やかに生活できるようにしてあげたいと思います。

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