tokyo.sora

坂、建物、映画を中心に書いていくブログです。

『有頂天家族 二代目の帰朝』

2015-04-12 22:57:07 | BOOK

有頂天家族二代目の帰朝
森見登美彦/幻冬舎

先月買って、やっと読み終わりました。
やっぱり、おもしろい待っていた甲斐がありました。
それにしても、森見さんの想像力がすごい。
狸将棋大会から地獄まで色々なものが出てきて、しかもそれがうまくまとまっている。
でも、前回と同様に五山の送り火で納涼船で大暴れして、暮れの金曜倶楽部の忘年会で狸鍋という定番も外していません。
それにしても、ライバルの金閣・銀閣がたまらなく愛おしいです。
さあ、いよいよ最終章第三部が楽しみだ。

 

 

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『フランス人は10着しか服を持たない』

2015-03-20 11:04:06 | BOOK

フランス人は10着しか服を持たない
ジェニファー・L・スコット/大和書房

おいらとしては、珍しいタイプの本。
筆者がフランスに短期留学した時に、ホームステイ先での体験を元にして色々な教訓を書いています。
書いてあることは、そんなに目新しいことはないけど、でも気付かされることばかり。わかってはいるけど、これを実践することはなかなか難しいです。こういう本があることは、ダイエット本と同じことだと思います。
これは、とっかかりやすいので読みやすかったです。

 

 

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『池袋ウエストゲートパーク青春編 キング誕生』

2014-09-30 22:31:00 | BOOK

池袋ウエストゲートパーク青春編 キング誕生
石田衣良/文芸春秋

あらすじは、
高校2年生の夏。マコトとタカシは、ごくごく平凡な夏休みを過ごしていた。
タカシの兄は、高校のボクシング部の元主将で、みなからボスと慕われ、戦国状態の池袋をまとめていく。だが、そんな兄を悲劇が襲う。

文庫書き下ろし作品。
キングになる前のタカシは、こんな少年だったのかということがわかって、改めてタカシを好きになりました。
マコトも少年っぽさがある感じで、ここからキングタカシとの物語が始まります。
ドーベルマン山井が出てきていて、ちょっと懐かしいかったです。



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『池袋ウエストゲートパークⅥ 憎悪のパレード』

2014-08-02 13:36:39 | BOOK

池袋ウエストゲートパークⅥ 憎悪のパレード
石田衣良/文芸春秋

北口スモークタワー
ギャンブラーズ・ゴールド
西池袋ノマドトラップ
憎悪のパレード

3年ぶりのIWGP。
話としては、全体的に小粒だけど、脱法ドラッグ、パチンコ依存、仮想通貨、ヘイトスピーチと今、旬の話題を取り上げているのが、すごい。
特に最初の『北口スモークタワー』は、脱法ドラッグに関する話なので、衝撃的でした。
1年前の作品ですが、もうすでにここまで潜在化した問題になっていたとは、今年になってこの問題が吹き出したのは、当然の成り行きだなあと思いました。
まあでも、前作で終わりかなと思っていただけに、マコトとタカシが戻ってきたのはうれしいです。


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『政と源』

2013-10-17 19:59:15 | BOOK
政と源
政と源(三浦しをん/集英社)
東京都墨田区Y町。つまみ簪職人の源二郎と元銀行員の国政は共に73歳の幼なじみ。弟子の徹平とその彼女マミと賑やかな生活をおくる源二郎と妻と別居中の国政を中心に起こる、日々の物語。

三浦しをんさんと言えば、『まほろ駅前多田便利軒』や『舟を編む』等なかなか魅力的な作品を書いているけど、この『政と源』で初めて読みます。
じいさん二人が主人公の話だけど、ちょっとだけ格好よくなかなかおもしろかった。二人の年にはまだまだ先だけど、こんな老後を送れるのだったら、それもまたよし。


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