『ロゴスの市』 乙川優三郎/徳間書店
あらすじは、
20歳で出会った1980年から30年余りのその後の宿命的な歳月を送る男女の物語。
昭和55年、成川弘之は大学の学内サークル「ペンクラブ」で戒能悠子と出会う。戒能がその当時バイトをしていた翻訳を手伝うことにより、編集者の原田と出会い、翻訳家になるという夢を朧げに夢みるようになる。成川、戒能は英語というつながりにより男女としての仲も深めていった。御宿で行われた「ペンクラブ」の夏合宿は2人に、特に戒能にとって忘れえない思い出となる。卒業後、成川は大学の恩師正木教授の助手をしながら、翻訳活動を、戒能は渡米する。
ただいま、積読中なので、島清恋愛文学賞受賞前に買った本です。
単なるラブストーリーでなく、そこに翻訳者と通訳とエッセンスを加えたことで、そのまま生き方に反映されているところが面白い。
それと、翻訳と通訳と似ているようだけど、だいぶ違うということを思い知らせれました。
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