こつぶろぐ

もうも・玉・姫・コツメの日々あれこれと、時々保護犬たちの様子を綴っています

「虐待してるみたいだな」

2020年08月06日 | 小粒

8/5(水)は4回目の抗がん剤投与の日でした。

が。

1錠はどうにか飲ませたものの、

もう1錠を飲ませることが出来ません。

小粒父と二人がかりでも、

猛烈に暴れ、震え、噛みつき、鳴き叫ぶ小粒の口に

薬を入れることが出来ないのです。

 

格闘から10分(20分?)ほど経った時、

『虐待してるみたいだな』小粒父が言いました。

その一言で緊張が切れました。

と同時に色んな感情がこみ上げ、号泣しそうになりました。

本当に泣きたいのは小粒のほうなのにね。。。

 

いやいや泣いている場合ではない!

もう1錠を何とかして飲ませなければ。

かかりつけの病院を頼りたかったけれど休診日。

すがる思いで近所の動物病院を訪ねました。

小粒が子犬の頃から少しだけお世話になった病院です。

 

事情を説明したら快く引き受けてくれました。

『上顎をつかまれるのが痛いのかも』

そう説明したら、小粒の口を閉じた状態で

起用に犬歯の間から薬を入れてくれました。

そしてゴックン。やった!!

 

残り2回の投与も引き受けて下さることになりました。

先生、ありがとうございます!

とっても失礼なことに、初めましてかと思ったら

子犬の頃の小粒をよーく知ってくれている先生でした。

かなり動揺していたのだと思います。

帰宅し、冷静になってから思い起こせば

めちゃくちゃお世話になった先生でした

いつもニコニコ可愛い先生だった方が

すっかりベテラン獣医師になられて…。

私も歳取るはずだな~と。

ねぇこつぶ。

お母さんの左手の親指、穴だらけだよ。

もう痛いのなんのって

でも小粒の心も(鼻も)痛かったよね。

本当ーにごめん。

 

こんなことがあっても私が買い物に行くと

小粒は遠吠えして呼んでいたそうです


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