11/17(火)、高度医療センターへ行きました。
4週間ごとに行う血液検査は特に問題なし。
白血球数、腎臓ともに前回とほぼ同じでした。
腫瘍マーカーCRPは 0.16(正常値:0.00~1.00 MG/DL)
『うん、まだ低いですね』と先生。
「でも鼻詰まりが酷くなってきてるんですが…」
そしたら先生。
『正常値を超える時はもう鼻詰まりどころでは
ないということです』
・・・・・なるほど
今回はCT画像を撮りました。
6月、計10回の放射線治療で小さくした腫瘍が
どう変化しているか確かめるためです。
一番最初にCTを撮ったのは5/29でした。
鼻呼吸が出来なくなり、酸素ルームの中で苦しむ小粒を
泣きながら励ましていた頃です。
(担当医より画像掲載の許可を頂いています)
腫瘍がパンパンに詰まっているのが分かります。
脳にも右目にも少しずつ圧迫が始まっており、
鼻にはもう空洞が見られません。
小粒、本当に苦しかっただろうな~。
次にCTを撮ったのは7/14。
全10回の放射線治療を終え、2週間が経過した時でした。
『全部を取りきることは出来ない』と聞いていた通り、
小さな腫瘍が残っています。
暴れん坊癌と言われている未分化癌が
一番おとなしかったのがこの頃です。
そして11/17。
残っていた小さな腫瘍がまた増殖しており、
右の鼻は塞がっていました。
頭の骨の一部も溶けてなくなっていたり、
首の右側のリンパ腺に転移していたりと
他にも少しずつ進んでいるようでした。
未分化癌は進行が恐ろしく早く、
小粒の増殖はむしろ遅い方だそうです。
抗がん剤パラディアが効いているからだと思いますが、
このまま抗がん剤パラディアだけ飲ませていても
徐々に進行するのは確実です。
『薬をもう1種類増やすという方法もありますが』と先生。
悩みました。
薬かぁ。薬ばっかりだぁ。。。
増やした薬が効くとは限らないけれど、
可能性があるなら試してみたい気もする。
2週間分だけ試してみることにしました。
会計待ちの小粒。
家を出てから既に6時間経過、疲れたね…
今までの薬、パラディアと制吐剤に加えて
バキソカプセルとサイトテックを飲むことになりました。
バキソカプセルはまだパラディアがなかった頃に
抗がん剤として出されていたこともある薬だそう。
副作用に胃潰瘍の可能性があるので、
サイトテック(抗潰瘍薬)を併用するそうです。
そして抗てんかん薬のコンセーブ。
あぁ、薬漬けや~~~~
小粒、とりあえず2週間頑張ってみよ!!
と意気込んだものの、飲んだ翌日から酷い下痢に見舞われました。
黒くてトロトロの水便。
血便も何度も噴射しました。
お尻を拭くと毎回鮮血がつきます。
「こ、これは非常に良くない…」
増やした薬には下痢や下血、食欲不振の副作用がありました。
薬を止めるべきか悩みながらも
結局7日間飲ませました。
そして今日担当医に電話をかけ、状況を説明して
増やした2種類の薬は止めることにしました。
薬を飲ませた翌日から下痢になりましたが、
そんな急には副作用は出ないそうです。
先月くらいから下痢になることが多かったので
今回の下痢全てが薬のせいではないだろうけど
薬を止めて下痢が治まるか見てみましょう、
ということになりました。
下痢に加えて2日前から鼻血が酷くなりました。
クシャミのたびに赤い鼻血をまき散らします
そして一度クシャミが始まるとなかなか止まりません
掃除がなかなか追いつかず、
部屋中血痕だらけになっています
散歩に出てもこの通り…。
行く先々でクシュンクシュンしてます
どうした小粒。
この1週間で色々が急に悪くなってきたね。
でもね、おかーさん前みたいにはいちいち動揺しなくなってきたよ。
慣れてきたのかな。
これからもっともっと良からぬことが起きるだろうけど、
冷静に対応出来る飼い主を目指すよ。
小粒の前ではいつも笑っていられるよう努力するね。。。
…とここで閉めるはずが、急に立ち上がり
またまたクシャミの嵐
上からも下からもいっぱい出てくるね。
辛いね、こつぶ…。
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