心景色のままに

花、空、人・・・こころのあるがままに書き綴った詩、写真。

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勇気をください

2004-10-29 00:21:35 | Weblog








あのね、後を向いていて欲しい時がある
何も言わなくていいから・・・
振り向いて、抱きしめたりなんかしなくていい

大きな背中にもたれていたいから
何も言わなくっていい
そっと目を閉じて、温もりを感じながら
もたれかかっていたいだけ

ほんの少しの間だけ、背中を貸してください
そして、勇気をください。
何も言わなくっていいから



夕暮れ時に

2004-10-17 23:33:10 | Weblog






昨日の夕暮れ時に
富士山が茜色に染まった空にくっきりと見えました。
絵に書く事なんて出来そうにない不思議な雲

今日の夕暮れ時には
夕焼けの空の色から夜のとばりへと移ろう様が
まるで、永田萌の絵のように
美しい茜色から群青色までのグラデーションの空
とてもスリムで美しい三日月がくっきり浮んでた

夕暮れ時の美しい季節


武田鉄矢という人に

2004-10-13 04:48:41 | Weblog
         





武田鉄矢という人に 惚れ直しました

前から、人として惹かれるものがあるのです
テレビドラマの影響もあったかもしれないけれど
その、格好つけたり、飾ろうとしない、人間くさいところ

コンサートへも行った事はあるけれど
決して、スタイルも顔だって
素敵というわけではないのです
ごめんなさい

でも、この頃テレビに出て来る彼を見ていて
武田節が 妙に心に染み込んでくる
聞きながら 「うーん!そうそう」と
感動している私に気付く

ことばのひとつ、ひとつに深さがある
やさしく笑った目尻の横に
深く浮かぶ シワのように

たくし上げたシャツの袖から見える
太くって力強そうな 腕
ゴツゴツしていて、温かそうな掌

彼が青春を語るときの表情が
照れくさそうで、懐かしそうで
ちょっぴり、誇らしげで

人間「武田鉄矢」という人・・・
青春時代に出逢った恩師のようです

嫁ぐ日に

2004-10-12 02:18:09 | Weblog




嫁ぐ日に 心を込めて贈ります

あなたが好きだと言っていた花を 束ねて造ったブーケ

「幸せにネ…」願いを込めて一本一本

輝いているあなたを思い浮べながら



何時しか、私の造ったブーケを持って 

嫁いで行くようになった後輩たち

そのたびに、幸せを分けて貰っているのです。

ンーン、今日はしあわせ気分 ♪




物思う秋に

2004-10-05 22:21:27 | Weblog
物思う秋です。
徒然なるままに・・・

懐かしい声を聞きました。
大阪から出て来る友人と会おうと高校時代の友から電話。
勿論、話はすぐにまとまり、連絡が周る

思い切ってかけた電話の向こうから・・・
懐かしい声が
若かったあの頃にタイムスリップ

みんなどんな歳を重ねたのだろう・・・
楽しみのような、怖いような・・・

私の22歳の誕生日を紙コップの紅茶と
22本のロウソクの立った小さなケーキで祝ってくれた
プレゼントは、欲しかったLPのアルバム
何度も何度も聴いたっけ・・・
磨り減るくらいに 何回も


チョウジソウ

2004-10-05 21:25:58 | Weblog



雨上がりの林の中 
少し色がくすんだように咲く 花を教えてもらいました
気が付くとそこここに、一面に咲いて広がっている
陽のあたる花は 涼しげ色で
日陰の花は さみしげで

五月の明るい季節の花なのに
私の心を捕らえてしまった チョウジソウ

私はここにいます
そっと、ここに・・・
あなたを思って
そっと、ここに・・・

そう、囁いたように聞こえました

曼珠沙華 

2004-10-04 04:07:02 | Weblog



それはまるで
暑い夏に情熱的に燃えた
それぞれの恋の数だけ・・


夏の終わりを惜しむように
まだ、夏の陽射しの少し残る
夏と秋との重なる季節に


地の底から・・
その紅さを競い
燃える炎のように


咲き競う・・・曼珠沙華