こころ映して

久しぶりに体調を崩して　気分は晴れません。

「ゆっくり休んで・・」の優しいメール

ひとりの部屋が妙に心細い

窓のカーテンも引いたまま

雨も上がって日が出てきたら、思い切って起きてみよう・・。

そう呟きながら・・深い眠りの中に落ちていく


カーテン越しの明るさと小鳥の声で目を覚ます。

やっと、目覚めてお水を一口。

そうだ・・庭に出てみよう。

雨上がりの庭は・・眩しい。

一番初めに目に留まった・・この花に

こころの色が映っているよう　

懐かしいでしょう

いつかのゴールデン・ウィーク

海が目の前に広がる高台の別荘へ

皆で出かけた日のこと

目の前の磯でウニを見つけたり

小さなタコを捕まえて大はしゃぎだった子どもたち


ガラス張りのお風呂に贅沢なジャグジー

中二階の広間は子どもたちの遊び場。

夜は潮騒を聞きながら

離れで飲んだっけ・・

海から昇る朝日が眩しかった。


朝起きて、出かけたのが　・・ここの公園でしたね。

あの日も花が綺麗だったでしょう。

憶えていますか・・？

随分変わってしまったところもあるけれど

ソフトクリームを食べた売店はそのままでした。


皆に報告しておきますね。

きっと、懐かしいあの日を思い出してくれるから・・。

ね！父さん。母さん。

徒 然 に ・ ・

徒然に想うことも忘れるくらいに慌しく日々が過ぎて

忙しいと言って『心』を『亡ぼして』はいけないな。

そっと呟く・・。


静かな音楽が聴けなくっても

静かな場所へいけなくっても

ゆっくりコーヒーを飲めなくっても


心の中に、癒しの空間を持っていよう・・

私にしか入れない・・癒しの空間を