初雪 2004-12-30 00:39:34 | Weblog 白い雪が 朝の雨は 霙に変わり 重たそうに 空から落ちて 白い柔らかそうな 大きな雪に 変わってゆく 遠くに見える 車の屋根に 次から次から 降り積もり やがて 包み込む 静かに 静かに 今年最後の 今年の初雪
虹色のトンネル 2004-12-24 02:30:36 | Weblog 虹のトンネルの向こう 何が待っているの? 大きなツリーの下で やさしく微笑む あなた? サンタの帽子に、シャンパンを一瓶抱えた ほろ酔い気分の 仲間たち? 虹のトンネルの向こうに あなたは いますか? 明日のイブは雪がちらつくって さっきのニュースで言っていたけど 虹のトンネルの向こうで出逢ったら ベイブリッチを見ながら 写真を撮るの ライトアップされた 自由の女神を見て クリスタル・ブルーに輝く大きなツリーの下で 宝石を散りばめたような港の夜景を 黙って・・・ そして、聖夜の空を見上げるでしょ 白い光が交差する 空から舞い降りてくるのは チラチラと小さな鈴を鳴らして踊る 雪の妖精 凍えた指先では つかめない 私の指先に触れたもの・・・ 誰かの手の温もりじゃなくて 白い息に融けて やがて虹色に姿を変える 雪の妖精 もう一度 虹色のトンネルくぐったら 両手を広げた あなたがいますか
白い世界に 2004-12-23 21:13:39 | Weblog 白いキャンパスに 白い便箋に 白いボードに 白い印画紙に 何をかきましょう 目の前の風景? 目を閉じると浮かんでくる言葉? 忘れる事の出来ない景色 大好きな人のスナップ? BGMを聴いていると この真っ白なBDを見ていると 何かが見えてくる 目を閉じてイメージしてみよう あなたには・・・ 何が見えますか・・・? どこまでも青く澄んだ 雲ひとつ無い空 地平線に広がる 緑の大草原 風が通り抜けていく 風の通り道に緑の草が波打つ どこまでも どこまでも続く 草原 とおーくに 形のいい木が なだらかに下る稜線の交わる所に 小さなログハウスが一軒
青春 2004-12-20 03:58:25 | Weblog 高校時代の友人達とお酒を呑んで 思い出話に華が咲く 人生を重ねてきた仲間達 青春だったね。 正に青春。 直向きに燃えるものがあった。 恋に悩んだことも 慰めあったことも・・・ 人生の中でいちばん輝いていた時を 一緒に過ごした仲間達 思い出してみたら 何時から友達だったのか・・・ ずっと、一緒にいたような錯覚さえもあるのです 語り合う今も『青春』
こころの溜め息が 2004-12-20 03:43:23 | Weblog こころの中で枯れ葉が旋風に巻き込まれて 乾いた音をたてながら舞い上がっていく ふとした瞬間に 空を見上げて溜め息をつく 何かをしていても 笑顔でいても 心のいちばん真ん中ところが 溜め息をついてる ずっと胸にかかえている もしかしたら 時々顔を出すのかもしれない わたしは 何を求めて 何を探しているの? 何が欲しいの? 何をしようとしているの? 何もしなくっていい ただ ぼんやりと 頭を空っぽにして こころを空っぽにして 一息つきたいだけなのかもしれない
おとぎの国のよう 2004-12-14 03:36:54 | Weblog おとぎの国のような家を見つけました そこは、坂道の途中のハナミズキの街路樹が並ぶ通りに面しています 毎年その道を通るのを楽しみにしている人がいます 柔らかな灯りに包まれた素敵な家を見つけに行ってきました。 先客のいた街路樹の側で車を止めて しばらく、うっとり眺めていました。 そのままいたら・・・おとぎの国へ足が向いてしまいそう
イルミネーションの想い 2004-12-07 05:08:39 | Weblog 曇りガラスを拭くように 目の前にある 心の目の曇り ふとした一歩で 晴れるよう・・ 玄関のレンガの隅 こぼれ種から花を咲かせたすみれ バス停のいちょう並木の 黄色い絨毯 ハナミズキの枝先に膨らんだ 小さな花芽 いつもの道に 灯されたイルミネーション 今年も点けましたよ みんなの心に 暖かな優しい炎が点るように 喧嘩していた恋人同士が 足を止め 買い物帰りの親子が 立ち寄って 忙しく走り抜ける ピザの宅配のお兄さんも 夜回りの小父さんたちも 心の疲れが取れたらいいな・・ 小さく深呼吸できたら 帰り道 ぽかぽかと心がスキップしてたらいいな・・
お気に入りの1枚 2004-12-02 23:59:02 | Weblog 11月の朝 白みかけた冷たく澄んだ空気の中を 私はあなたを探して 走りました。 どんなに寒い朝も あなたの姿を見つけたときは 心がほんのり温かになる 逢いたい気持ちがつのって いるからかしら 真っ赤に燃えるその姿 遠くに浮ぶシルエット 今年は綺麗に初雪が あなたを上手にプロヂュースしています あなたを見かけた朝は 一日がとても神聖に思える お気に入りの1枚 撮れました。