Takashi[to]Shikakei Arts&Music

画家・Gデザイナー・アートセラピスト「なかがわたかし」とミュージシャン「詩歌敬」のブログです。

ジェネレーション・ギャップ

2018-06-06 | ライブステージ
いつの時代でもジェネレーションギャップは感じるものです。

M明治、T大正、S昭和、H平成、来年から年号が代わります、
果たして新しい年号のイニシャルは?

少子高齢化と言われ圧倒的に昭和生まれの60〜70代が一番多い。
もうすぐ65歳以上が4人に1人の割合の時代。年々子どもの数が減りシルバーシニアの時代です。
人口減少は深刻な問題ですね。

根本的に女性が安心して結婚し、子どもを産み育て上げる環境ではない。
明らかなのに、具体的な対策を取らない政府に問題が山積みです。

街中でも、子どもが少ない、圧倒的に高齢者が目立ちます。

お年寄りが元気な事は良い事なのですが、世代感覚の違い、
ジェネレーションギャップは付き物です。

また「老害」というワードが生まれています。
何かと口出しするが動かない。
大きな声で文句ばかり言う(クレーマー)。
若い人に役を引き継ぎしない、10年以上も上級役を交代しない。
公共施設を自分たちで占領するなど。
高齢者の言動を「老害」と呼ぶ。

では若い世代と言えばどうだろう?
10〜20代30〜50代はスマートホーン(スマホ)を使える世代です。
中には70代でもスマホ使う人もいます。
使えるだけではなく、スマホ依存性がそのほとんどです。
日常生活の中で離す事なく手元にないと不安な人が圧倒的です。
この依存性が社会秩序、マナーを大きく変えました。



確かに便利ですが、
自分の行動が、明らかにおかしいのに気がつかない?
「道端で棒立ちする。優先座席に座りスマホいじり。」
「自転車に乗りながら触る。やたらとカメラを向ける。」

視野が狭く危険ですがマイペースでやる。周りを気にしない?

一向に改善しないし、スマホ企業も大きな啓発活動をしない。

高齢者はコミュニケーション能力があり、グループや団体生活に慣れていますし、
公民館やコミュニティセンターの利用の仕方も得意です。

若い世代のコミュニケーション能力が心配です。
グループで集まり食事していても、個々はスマホに夢中で会話がない。
家族の会話はラインで済ます。スマホによる孤立化が若い世代に起きています。

悩みを身近な人に相談しないで、スマホからネットのサイトで打ち明ける?

相手が見えないのに、心を許すと言う事態が10〜20代に実際に起きています。

面と向き合わなくても喜怒哀楽がなくても、活字だけで成り立つ?は
異常です。逆に面と向き合わないのでめんどくないから良い。

事件事故もこれからも多数起きるでしょう。

家族割は、家族の会話の引き離しの根源ですよ!

スマホは、ジェネレーションギャップをもっと深くしています。

なかなか、高齢者と若い世代が交じ合える場所や時間がないのが現状だし、
交信も、これから二分化がはっきりします。
ガラケー、ファックス、手紙、ハガキって?
そんな時代です。

高齢者社会と若者世代の社会保証、社会秩序、事件事故など。
その対策はジェネレーションギャップをうまく利用する
コラボのアイデアが望まれます。

時間がたっぷりある高齢者×時間がない慌ただしい若者。

子育て世代×高齢者が子守り。

地域ボランティアの高齢者×学生サークル。

高齢者サークルの慰問×小学校、中学校のイベント。

地域サロンのイベントに高齢者×若い世代で食事会。

盆踊りや秋祭りを地域で盛り上げる。老若男女が集まる。

高齢者×高齢者の企画やイベントではなく、
高齢者×若い世代の企画を増やす事が
世代交流コラボレーションのきっかけです。

高齢者が居座らず、世代交代を積極的に促す!

ジェネレーションギャップと言うワードは、
あまり使いたくありませんが、

世代を越えてつながりがないと、世代の孤立化が心配ですね…

人が人であるためには、人が人を思いやる社会でないとダメです。
ITやネットはあくまでも人間の道具です。
AIもロボットも道具なんです。
心までも依存するのは止めましょう!

文責*2018©NakagawaTakashi



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