今日は苗字制定記念日だそうです。
なんでも明治8年に、平民苗字必称義務令という太政官布告が出され、それまで熊さん八っつぁんで済んでいたものが、姓を名乗れ、というわけで、全国の苗字を持たない平民は大いに困惑したようです。
とりあえず自分の好きな名前をつけてよい、ということで、徳川だとか豊臣だとかの有名どころの名前をつけようとする庶民であふれかえり、役所は大混乱だったとか。
結局役人の一喝で徳川にも豊臣にもなれず、田中だとか佐藤だとか鈴木だとか、一般的な名前で我慢せざるを得なかったとか。
私の先祖は庄屋だったため、百姓ながら苗字帯刀を許されており、この騒ぎに参加することができなかったと聞いております。
でもどうせなら、庶民と一緒になって、金持さんとか、富士山さんとか、漂白さんとか、助平さんとか、面白い名前になりたかったですねぇ。
私の苗字はごく一般的で、つまらないのですよ。
知り合いには色んな珍しい苗字の人がいます。
相墨(そうすみ)さん、近嵐(ちかあらし)さん、大学さん、神(しん)さん、鬼さん、などなど。
そういう苗字の人が羨ましかったですねぇ。
苗字の浅い歴史を考えると、家がどうとかいうのは誠に馬鹿馬鹿しいことであるなぁと感じます。
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