ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

銀婚祝い

2023年06月18日 | その他

 去る6月13日は結婚25周年の良き日でした。
 昨日は銀婚を祝い、過去を振り返るとともに未来に思いを致すべく、千葉市では1,2を争うという高級鮨店を訪れました。
 丸万鮨という店で、千葉駅からは少し離れていますが、蓮池通りという静かな路地裏に建っています。
 18時に予約し、行ってみると、予約で満席のようでした。

 まずは生ビールで乾杯。
 刺身や鮎の焼き物、小ぶりの蛤の酒蒸しなどででおおいに飲みました。
 飲み続けること約90分。
 握りになりました。

 我が国には回転鮨というものがあり、これは鮨を一般庶民に開放した画期的なシステムだと思いますが、高級鮨店の鮨と回転鮨屋の鮨は、同じ鮨を名乗っていますが、基本的には別の食い物なのだと思います。
 珍しい生アナゴの握りなどもあって、大変に美味でした。

 長く連れ添った同居人ですが、やや興奮気味で、話は盛り上がりました。
 2時間以上店にいたでしょうか。
 お勘定は二人で5万円を超えていました。
 思ったより少々値が張りましたが、そもそもそういう店です。
 どうせたまにしか来られないので、思いっきり飲み、食いました。
 少々飲みすぎましたが、酔い覚ましに千葉駅まで歩き、電車で帰宅しました。
 多分帰りはタクシーになるんだろうと思っていましたが、酒で頭がごまかされて元気だったので、思い切って歩きました。
 道すがら、屋台が立ち並ぶ通りなどで、ヤケクソ気味に飲んでいる若者グループなどを微笑ましく眺めました。
 これから我が国はますます衰退し、この若者たちが中年を迎える頃には、かつて経済大国だった悩める貧乏国家になっているのだろうなと、同情しました。
 私はその頃にはこの世の人では無いでしょう。
 日頃社畜と言ってよい生活を送っている私ですが、昨夜は良い気分転換ができました。

 秋には25年前に結婚した人々を東京大神宮及び境内に建つマツヤサロンという宴会場が銀婚を祝って招待してくれると聞いています。
 その集まりは結婚1年目にもありました。
 あれからご同輩たちはそれぞれに辛い人生を歩んできたことでしょう。
 名前も知らないそれらの人々の衰えを見ながら、自らの老いを考えることになるのでしょうね。
 気が付けば、結構長く生きてしまったようです。


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