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毎日新聞の7月15日に「れいわ新選組」の新聞広告が出ました。
先ほど書いた記事で紹介した映画監督の記事で知りました。
https://cinemacinema.blog.so-net.ne.jp/
毎日新聞は広告費が安いのでそうしたのでしょう。
これから朝日、読売、日経と出していきます。
しかし先ほど書いたように記者は書きたくてしょうがないのですが、政府と上司が怖くて書けない。
そこで21日の選挙当日か翌日に放映用のインタビューをとったりしているようです。
その点、テレ朝はよくぞ番組で放映しました。
MMTに関しても記者は分かってきた、魂に目覚めてきたのか、正しく報じ始めているようです。
京大、藤井聡教授からのメルマガで紹介されています。
経産省は苦い顔しているでしょう。
このタイミングでケルトン教授招聘して大正解でした。
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From 藤井聡@(京都大学大学院教授)
ケルトン教授来日! そのお気持ちに応えるためにも「正しい経済政策」を広めるべし。
昨夜から今日にかけて、 昨日のケルトン教授のMMT国際シンポジウムでの 講演がさまざまに報道されました。
正直申しまして、 これだけ適切な経済政策論が、 テレビや新聞で大きく報道される状況を目にしたのは、 生まれて初めてではないかと―――と今しみじみと感じています。
日本の巨額債務「問題なし」=消費増税を批判-MMT提唱者(時事通信)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019071601094&g=eco
「財政赤字は悪でない」MMT国際シンポ開催 S・ケルトン教授講演 (産経新聞)
https://www.sankei.com/economy/news/190716/ecn1907160028-n1.html
「財政赤字は悪でも脅威でもない」MMT提唱の米教授(朝日新聞)
https://www.asahi.com/articles/ASM7D4TN0M7DULFA01X.html
・・・何と当たり前の見出し何でしょうか。
MMT提唱者ケルトン教授「中銀依存より財政政策」(日経新聞)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47393310W9A710C1EE8000/
・・・これまで何度、 この話を繰り返してきたことでしょう。
「消費増税はいらない」世界注目の経済学者が来日(テレビ朝日)
https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000159599.html
MMT提唱のケルトン教授「インフレ抑制不要なら消費増税は意味ない」(ニューズウィーク) https://www.newsweekjapan.jp/stories/business/2019/07/mmt.php
・・・当然のことではありませんか!
こうした当たり前の経済政策論が、 テレビ、新聞でこれだけ大きく掲載されたのはもちろん、 ケルトン教授は文字通り、遠路はるばる、 お忙しい中一週間近くものたっぷりとした時間を使って、 わざわざ日本のためにお越しいただからこそのもの。
そんなお気持ちにお応えするためにも、 ケルトン教授が学者の良心に基づいて主張されている理論を 是非、一人でも多くの日本の皆様に お届けしたいと思います。
そして、そんなケルトン教授の来日が実現したのは、 実現のためにたくさんのご寄付を頂いた 皆様方がおられたからこそ。
おかげさまで、 素晴らしく優秀な通訳の方による同時通訳を導入でき、 パブリックビューイングが導入でき、 (国会議員会館からは初めての試み!) そして、100人近くの多数の記者の皆さんをお迎えした 大規模な記者会見を開くことができました。
ご寄付いただいた皆様方に、 心から御礼申し上げます。
そして、 ケルトンさんの来日プロジェクトを思い立ってからの数か月、 それを実現するためにご協力いただいた、 令和の政策ピボットやクライテリオン、経済101、 三橋貴明さんとそのスタッフの皆さん、 そして、京都大学のスタッフの皆さんをはじめとした、 たくさんの関係者に、改めて御礼申し上げます。
おかげさまで、シンポジウムは大盛況!
三橋さんが司会されたパブリックビューイングも 大いに盛り上がったと伺っております。
その様子は、準備出来次第、 順次動画等の形で配信させて頂く予定です。
ケルトン教授の講演の公開についても ご本人と相談したところ、ご快諾頂けましたので(!)、 大至急、公開して参りたいと思っております。
さて・・・
この機会にあれこれ、ケルトン教授と いろんなお話しをされていましたが、 特に印象深かったのが、 記者会見で多くの記者の皆さんが、 「MMTによるインフレ懸念」について質問されていたことに、 ケルトンさんがとても驚いていた、ということ。
何といっても、こんなデフレが続いている国で、 デフレを心配しないで、 インフレになることばかり恐れているわけですから、 ケルトン教授の目から見れば、 何とも不思議な光景に見えたのでしょう。
そんな質問に対して、ケルトンさんは記者会見で、
「MMTほど、インフレを抑え込もうとしている 経済理論はありません!」
とご回答されたのを耳にした折には、 まさに痛快、我が意を得たりと、 深く賛同した次第です。
とはいえ、誠に有難いことに、 各社の記者の皆様の、「歪みの無い正確な報道」は、 ホントに素晴らしいものでした。
例えば・・・
『(ケルトン教授は)「物価が低迷する日本では消費増税の必要はなく、もっと公共事業にお 金を使うべき」だと指摘』
https://news.tv-asahi.co.jp/news_economy/articles/000159599.html
『藤井教授は「政府に対する最後の貸し手である日銀が存在する以上、政府のデフォルト はありえない」と語った。』
https://www.asahi.com/articles/ASM7D4TN0M7DULFA01X.html
『ケルトン氏は、税収が財政の制約ではなく、インフレ率が制約になるべきだと主張。たと えば日本は2%のインフレ目標に達していないので、さらなる財政支出の余地があるとし、 「もっと積極的に財政政策を活用して、減税で成長を下支えした方がいい」と述べた。』
https://www.asahi.com/articles/ASM7D4TN0M7DULFA01X.html
『財政赤字に対する見方を変えることの重要性も強調。「政府の赤字は、非政府部門にお金 が注入されることであり、所得や雇用を増やす」とも語った。』
https://www.asahi.com/articles/ASM7D4TN0M7DULFA01X.html
『「消費支出を減らし、インフレ圧力を減らすのが(増税の)目的なら理にかなうが、イン フレを抱えていないなら意味がない」と批判した。』
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019071601094&g=eco
「緊縮的な財政運営になったのは、基礎的財政収支(PB)の黒字化目標を掲げた財政健全 化計画で毎年度の予算に枠がはめられ、財政出動が封じられていたからだ」と藤井氏は 言う。「PB改善のため増税をして歳出を抑えるから、金融緩和をいくらやっても需要が伸び ない。民間は貯蓄超過、投資が足りない時は、政府が財政で需要を作るべきだった」
https://diamond.jp/articles/-/208866?page=2
『民間の融資拡大を通じて機能する中銀の金融政策に比べ、所得増を直接もたらす財政 政策の効果が大きいことを強調した。消費者の支出こそが経済のけん引役であり、「財政政策 で人々の所得と自信を向上させることが必要」だと述べた。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47393310W9A710C1EE8000/
「需要を増やしたり所得を増やしたりする効果も、財政のほうが金融政策よりも、直接的 にできる」(ケルトン教授) https://diamond.jp/articles/-/208866?page=5
『ケルトン氏は経済成長のためのインフラ投資を例に挙げて、財源の有無を問題にするの ではなく、労働力や生産設備などの需給状況によって、インフレが起きるかどうかを政策 判断の基準にすべきだと話した。・・・財政を健全化するための増税には否定的な考えを示 した。』
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47393310W9A710C1EE8000/
・・・・これらはいずれも、 ホントに素晴らしい記事です。
こうした記事は、記者の皆さんが ケルトン教授の話を正確に理解していることの証。
日本国民の中でも、 とりわけ、各社の記者の皆さんが、 MMTをより正確にご理解されたことは、 今回のケルトン教授来日の重要な成果の一つ、 と言えるのではないかと、 改めて感じています。
・・・・
ケルトン教授はあと数日、日本に滞在されます。
ケルトン教授とはあともう少し、 さらにいろいろな意見交換を行いつつ、 日本経済、アメリカ経済、そして世界経済のために、 今後さらに議論を重ねていく、 この機会をそんな契機といたしたいと思います。
この度の各種イベントにご協力いただいた、 ケルトン教授をはじめとした皆様方、 心より改めて御礼申し上げたいと思います。
ありがとうございました!