真実の扉

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放射能と理性1(放射線の真実10)

2011年08月11日 11時18分42秒 | 放射線の真実

今日は自分の心が現実を作っているのだから、心をコントロールすることをもっと真剣に考えないといけないな、などと思いにふけったりしていました。
こころを見詰め、怒りや恐怖、妬みなどをどのようにコントロールしたらいいか、その心をコントロールできるようになると自分の現実が作りかえられて行く、ということを考えていました。

そういう自分自身の現実を自分で創造しているということが日々実感として感じられるようにならないと、まだ本物ではなく、新しい地球に自分の心を持ちこむことも難しいな、などということを考えていました。
それからして、孫さんのことは書き過ぎたかと反省してしまいました。

怒ったときに怒った自分の心に乗らないために、流されないために、冷静に自分の心を見詰め、心をコントロールすることの大切さを感じていました。

今日も御訪問、有難うございます。
で、今日は心の話題ではなくて放射線の話です。 m(_ _)m ┌|_ _|┐ 
心の話しはまたいつか。<(_ _)>


今日は5月8日の「放射線の真実9」の続きになります。

牛肉が放射能汚染で全頭検査となり、出荷が遅れたり、西日本産のお米や古米を買うために人が殺到しているようですが、余り神経質になる必要しないということを書いてみます。
そもそも放射能について世間は必要以上に恐怖心を抱き過ぎです。

現在は「放射線の真実9」を書いたころよりも更に低量の放射線は体に悪いどころか良いという立場に確信を強めています。
「放射線の真実が分からないから」「だから安全策として30キロ圏内は避難する」「野菜も肉も食べられない」というのはおかしい。
特に原発から30キロ内に住む人は避難勧告で自宅に戻れませんが、こんなことして心を悲しめる必要はないのに本当に気の毒だと思っています。
それと本当のことが判らないのに住む自由を与えないというのも気の毒です。
ノイローゼになったり病気になったり混乱を更に増やしています。

とはいえ、私は反原発の立場から原発廃止と言ってきましたし、今後もそれは変わりません。
原発賛成派の意見の中にクリーンエネルギーとか電気代が原発は安いという嘘があるし、石油などが枯渇するというプロパガンダもありますが、火力発電などもっと取り組めば全然問題ないです。

巷間では放射線被ばくは年間数ミリシーベルト以内にというのが、常識になってしまいましたが、まだ放射線の真実で世間に広く公表されていないことや、放射線は危険ということの矛盾点が棚上げされたままです。

そんなことを今日と明日あたりで纏めてみようと思います。

今日はいま読んでいる本で、オックスフォード大学のウェード・アリソン名誉教授が上梓した放射能と理性という本から、今の放射能騒ぎが如何にバカバカしいものかということを綴ってみます。

「ガン」の放射線の超大量線量の被ばく治療が、
   なぜ問題にならないのか?


ガンの放射線治療の大量線量が何故問題にならないのか?という疑問は、私にとってとても大きな問題でした。
年間1mSv(シーベルト)が上限と真面目に唱える人などは、私には無知で盲目としか映りません。
自分の言っていることと矛盾するので盲目になってしまうのでしょうか。都合の悪い情報は見ない振りをしているのでしょうか。
でも、この問題は逃げてはダメと思います。
年間20mSvでも、100mSvで騒いでいるのも、私には理解できない。

ガンだけではなくて宇宙ステーションでの被ばくは1日1mSvで平均的には180日住んで半年で180mSv浴びて帰ってくるのです。
放射線がそんなに危険なら、そんなことは許してはいけないでしょう。
でも実際には宇宙飛行士というのは却って元気になったとは聞いても、平均的にガンになり易いとか寿命が短いとかのデータは調べても一切見つかりません。
ガンになる確率が3%上がるという根拠なき記述を時々見ます。

原発現場の作業員  が50mSvが上限 (非常時は100mSv) というのも理解できないです。

「放射能と理性」からそのまま転載します。( )内と文字飾りはとびら。
『2009年にC・R・ミュアヘッドらは、イギリスの放射線作業員の健康に関する研究結果を発表した。この調査はサンプル数も多く、個人が浴びた線量数も特定された。対象となった17万4541人は、国防相と政府系研究機関に雇われた作業員である。彼らの記録は85歳まで、もしくは2002年1月まで追跡された。長期にわたって累積されてきた合計線量から自然放射線分を差し引いた追加線量は、平均で24.9ミリシーベルト。線量レベルは極めて低いものの、サンプル数が多いため、この研究の統計誤差は小さい。
データ分析の中で、ミュアヘツドらは死亡比を計算した。死亡比は、放射線作業員グループの死亡者数を、被曝していない労働者数で割ったもので、長期被曝が本当に健康を害するなら数字は100%を越えることが予想される。しかし、ミュアヘツドらによると、すべてのガンについての、長期被爆作業員の)死亡比は、所属する社会階層の影響の修正後で、81%から84%のレンジに収まっていた。この結果からは、放射線作業員が他業界の労働者よりも健康的である、と主張することができるし、(後略)』


どうでしょうか。17万人を超える原発作業員の統計です。
もちろんこれ1例だけでどうこういうのではありませんが、人体に悪いとされるアルファ線を放出するラジュウムの崩壊時に出来るラドン温泉で有名な鳥取県の三朝温泉地区の住民は、広島大学の36年に亘る調査から他の鳥取県と比べてガンの罹患率が4割も少ないことが分かっています。
二股ラジウム温泉、玉川温泉、増富温泉などにはガンになるどころかガンを治そうと末期ガン患者などが連日、内部被爆しようと押し掛けているのです

イランのラサムールでは年間260mSvの放射線が観測されていて、もちろん人が住んでいるのです。
こういう矛盾を科学的に説明せずに過去における大きな被害もないのに、唯々放射線は危険と言います。

ガンの放射線に触れる前にもう一つ、高線量を長期にわたって浴び続ける人達がいます。

時計の文字盤を塗装する職人です。

時計の文字盤は放射性の蛍光塗料で塗られます。
この塗料の放射線はラジュウムで骨の中に蓄積され、長期にわたって残留します。
つまり骨肉腫の発生リスクを高めると考えられています。
データはR・E・ローランド氏による有名な研究とのことです。
  MITのロプリー・エヴァンス教授の20年に及ぶ研究成果も有名

その結果は、10グレイ(10,000mSv相当)を超えた被ばく職人191人中に46件の骨肉腫罹患が発生しましたが、10,000mSv以下の人たち1,339人の場合では発症は1件もなかったのです。

それで本題のガンの放射線ですが、
ガンに関しては、私自身が1年近くそのことで色々と調べました。
それでガン治療の放射線というものが、如何に体にダメージを与えるかということも分かって来ました。
体に悪いとは言っても、その放射線量の半端でないことに比して、一方で3月11日以来、1mSv以上の放射線は浴びてはいけないとか、高々マイクロシーベルト=μSv/hの値を観測して避難しろだとか、こういうことがとうしても納得できなかったのです。

ただ分からないことも幾つかあったのですが、今回W・アリソン教授の「放射能と理性」を読んで納得したのでした。

ガンの放射線治療における推奨される線量と分割照射の例
( 「放射能と理性」より・・GyはSvにそのまま置き換えてください )



上の図はイギリスで推奨されているガンの放射線治療で12日から最大7.8週間に受ける放射線治療の標準です。
「回数×グレイ」は「30×2グレイ(Gy)」の場合は1日2グレイを全30サイクル放射するということです。
グレイの単位はそのままシーベルトの単位に置き換えられます。
2Gyは2Sv相当で、聞きなれているミリシーベルトに置き換えると2000mSv相当です。
それを30回すると最終的には5週間合計で60,000mSvを浴びます。
照射時間は平均で1分から数分程度。

一番上の「膀胱ガン」で例えますと、1回に2000mSvを週5回6週間続けます。
短時間で4000mSv浴びると人は半数が死に至ります。7000-8000mSvで全員死にます。
だから数分で2000mSvというのは危険と思われるかもしれませんが、ある一定の数値までは安全なのです。
それで結局、6週間の被ばく総量の合計が60,000mSvです。
6週間で6万mSv被ばくですよ。
一生の被爆値じゃありませんよ、たったの6週間ですよ。執つこいですが。

放射線で壊されたDNA細胞は24時間以内に回復します。
1日1回の放射時間は数分ですから、24時間後に照射しても良いことになります。
それと照射された放射線はガン細胞とそうでない良性細胞にも散ることになります。
それを「放射能と理性」では、
『さまざまな角度からビームを照射することにより、周辺領域にも大きな影響が及ぶ。(中略) ガン細胞が吸収する線量は、健康な組織が吸収する線量の2倍に満たない』 と言います。

つまり、膀胱ガンの場合、ガン細胞に40,000mSv未満が6週間に分けて照射されると同時に、健康な細胞には20,000mSv強が照射されているということになるのです(ただガン細胞も自分の細胞です)。
しかも1年ではなくて、たったの6週間です。
もちろんこれによって抵抗力が落ち、ガンになりやすい体質にしてしまうのですが、ガン以外の例を勘案して見ても、いわゆる年間で1mSvが上限だとか、20mSvとか、100mSvとか、ましてマイクロシーベルト(μSv)などの数値を以てして危険だとか騒ぐことが、如何に狂気の沙汰かということです。

明日も「放射能と理性」から続きを紹介します。

思うところがあったら Clickしてね。。。
 

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2 コメント

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Unknown (うさぎ)
2011-08-12 07:41:06
おはようございます。
実は私もとびらさんと似たようなことを数日前から思っていました。
迷い、心配、咎めこれらの心をコントロールするにはぶれない自分も必要なんだ、そのために今の環境が与えられたんだ、いけない・いけない流されてはいけない、確りと心を見つめて乗り越えなくちゃ、
などなど、色々と思いを巡らせていました。

今日朝方に地震が起きました。
すごく近い震源でしたが、地震発生1時間前に起きてしまいました(少し眠いです)
今迄も夜中の地震は発生前に起きる(起こさせていただいている?)ことが多かったです。

色々とアップしていただきまして誠に有難うございます。
暑い日が続きます、お体ご自愛くださいませ。
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こころを視る (とびら)
2011-08-12 17:56:22
うさぎさん、こんにちわ。
心の問題は本当に真剣になって常々チェックしようと思っています。

結構、私は気が短いのでチェックのし甲斐があります。(笑)

「通りすがり」さんのコメントも私が心の問題に触れたことに反映されているように思います。

地震は震度4強でしたっけ、3.11の東京が震度5弱だと思いましたが、それを考えると結構びっくりされたことでしょうね。

今日はゆっくりと眠れるといいですね。
有難うございました。
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