昨日はホルミシス効果だけでなく電磁波の話しもしましたが、家電や携帯電話、カーペットなどの電磁波に関しては放射線と違ってまだ分からないことが多いです。
家電などの電磁波の場合は電磁波が体に良いという事例はないのに対して、放射線の場合は低線量であれば健康を促進するという事例は幾らでも出てくるので、それがいわゆる一般の電磁波とは大いに異なるところです。
後日書きますが、広島や長崎での原爆による低線量の被曝者の方は、被曝していない一般の方よりもガンおよび白血病の罹患率が低く、表現型異常のような突然変異すらも少ないのです。
何千という動物実験、広島・長崎・チェルノブイリの調査結果の現実。そして世界のラドン温泉での治癒効果、世界の自然の高放射線地域での調査結果など、低線量被曝には被害が出ていないということだけでなく、健康促進の証拠は幾らでもあります。
ですからそれが、私が低放射線に限っては「万が一の危険」などはないと声を大にしていう理由なのです。
●今日はバドガシュタインの話しをします。
バドガシュタインはオーストラリアのハイルシュトーレン坑道温泉で放射線の量が 玉川温泉と比べて、約1.5~30倍あって世界最高といわれています。
自然界約0.003μSv/h (マイクロシーベルト/時)が平均ですが、玉川温泉は最高値約6.7μSv/hです。
最低値約0.1マイクロシーベルトです。
2010年5月10日の計測ではバドガシュタインハイルシュトーレン坑道温泉ステージ1で最高値約10.2μSv/hで 最低値約3.0μSv/hです。
下記を見るとバドガシュタインの放射線量が群を抜いていることが判りますね。
オーストリアのバドガシュタインにある施設では50,000ベクレル/1立方メートルの放射線量(温泉水は4,000ベクレル)と言われ、医療としてラドン吸入療法を実施しています。ドイツのブラハンバッハのラドン温泉は30,000ベクレル。鳥取県の三朝温泉は2,410ベクレルで年間被爆量は4~5msv位です。ちなみに北投石で有名な玉川温泉の岩盤浴は、地熱と放射線を放出する岩盤にじっと横たわる治療法ですが、意外と少なく、年間に受ける被爆量は0.44msv程と言われています。
こういう量の放射線を知ると、現代の常識では、ラドン温泉はみんな閉鎖しないといけないのではないですか?
ところがインスブルック大学の調査では、バドガシュタインに入るだけで4人のうち3人には何らかの効果があったと認められているとのこと。
下記のように明確に低線量(とは言え、いま巷の常識から考えたらとんでもない量の放射線)こんなことが証明されているのです。
1940年、経済的に行き詰まったナチス・ドイツはこの鉱山で再採掘を試みたが失敗に終わった。ところが、坑道を1,800m入ったところに高温多湿の環境が発見され、そこで働いた鉱夫の腰痛や関節リュウマチが治ることが発見された。戦後、インスブルック大学医学部とザルツブルック大学理学部の共同研究で、ラドン濃度が非常に高いことが判明、治療効果との関連性について研究が開始された。
臨床医学的に有効である病気のリストは以下の通りである。
強直性脊椎炎(ベヒテレフ病)
リュウマチ性慢性多発性関節炎
変形性関節症
喘息
アトピー性皮膚炎
年間10,000人の患者がョーロッパ中から訪れ、週2~3回のトンネル療法を2~3回繰り返すから、総治療件数は相当なものになる。
そしてドイツとオーストリア政府はこの温泉の治療能力を認め、健康保険の適応認定をしたのです。
◎明日は三井温熱株式会社の社長、高木さんと面談して、温熱療法を体験します。
楽しみだなぁ、、それと画家の河村武明さんが音振療法・サイマテックスの感想を書いています。
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