塾では3年生から
理科と社会が追加され4科目授業となった
まだメインは国語と算数のため
慣らし授業のようなものだった
まだ国語と算数の成績は安定していたが
なんとなく源次郎の気が短くなっている感じがした
それと、食事量が増えていった
4年生になり
理科・社会が本格化すると
宿題の量がかなり増えてきた
暗記しなければならない事柄が非常に多くなる
小学校で学ぶ範囲をはるかに超えている
塾通いしている子どもたちを見てボクが思うのは
中学受験のため
膨大な量の勉強をやり遂げた小学生は
知識・教養が定着することの他に
(小学生で徹底的に学んだことは忘れにくい)
精神的に大人になるのが早くなりそう...
そんなことを感じた
(現実に、精神的に早熟な子のほうが中学受験では有利だという)
だけど
ついていけなくなる子も間違いなくいる
塾のクラスは偏差値別に分けられている
3年、4年生あたりから
「下位クラスに転落した子」
あるいは
「下位クラスから上昇できない子」
たちは徐々に辞めていった
源次郎もその1人となるとは
想像していなかった