近場ではどこも天気悪そうだ。
晴れる見込みのありそうな、積雪も少し増えた野塚峠にいって見ることに。
到着時は晴れそうなダメそうな感じ、先月の天気に似ていた。
ということは今日も天気は期待できないか?
とりあえずは行ってみようと準備をして出発しようとしていた。
P帯で写真を撮っていると、見慣れた車が入ってきた。
なんとhidekinさんだった。
今日は偶然。
考えることが似ているようだ。
なんとなく嬉しくなる。
hidekinさんが出発した後、改めて写真を撮っていると、hidekinさんの姿がすでに見えなくなっていた。
一緒に行こうと思っていたのに、なんちゅう速さだ。
その後も全然追い付かない。
これじゃ同行しているとはとても言えない。
恐るべしhidekinさん。
ちょっとは待っててよ~!
川はかなり埋まっていた。
先月より全然楽になっていた。
だが、雪面はずっと硬め。
この先も柔らかくなりそうな気配がない。
川のカーブを過ぎたら、先を行くhidekinさんが見えたが、はるか先に行っている。
西峰とコルの二股下の急斜面を登ると二股で待っていてくれた。
今日はhidekinさんも直に西峰に行って見るそうだ。
だが雪面は硬い。
クランポンが良く効いているが沢を直登では登り切れない。
hidekinさんはかなり無理して登っていたようだが、厳しくなって疎林に逃げたようだが、自分は無理せず早々に疎林に逃げた。
疎林に上がって見えたものは、まさかのガリガリ斜面だった。
風でぶっ飛ばされ波うち、ところどころ氷化している。
クランポンでも登っていけない。
安全なところでシールを剥がしシートラ、アイゼンに換装。
まさかの樹林帯の下部でアイゼン、シートラに。
とにかくhidekinさんの逃げたところまで行きたい。
バリズボでへえこらしてると、すでにhidekinさんが滑ってきた。
声をかけると「もう帰るから」と、そして「あんまり無理するんじゃないよ」と言われた。
今日は無理しようにもどうにもならん状態。
自分も沢に下りられるラインから沢に下りた。
沢の中は登る分には堅かったが、滑るにはまるで締まったゲレンデのようで、自分としては嫌いではない。
さすがにエッジを立ててカービングまがいの滑りは出来ないが、そこそこ楽しめた。
帰りは止まらずに楽にP帯まで。
本日の西峰は先月のバフバフの山と同じ山とはとても思えないほどだった。
ではでは!