ことの始まりは先週の木曜日。
かわいい子猫の記事をアップした日、前日に重機移動してその日はそのお宅の仕事を終わらせた。昼から雨が降ってきたが頼まれたことを終わらせ、重機をその場に置き会社に戻った。
あけて金曜日、朝から次の現場に移動するために、エンジンをかけて動き出した時にネコが前を走って横切った。「あぶない!あぶない!」ネコなどひいたら大変だ。ずいぶん慌てたネコだなとしかその時は思ってなかった。運搬車に積み込み次の現場に移動。少し離れてはいるが、前日のお宅の畑のとなりの崩れた水路の復旧だ。作業を進めていると、ご主人が様子を見にコーヒーを持って来てくれた。そこで話をしていると「ニャー、ニャー」と聞こえる。なんか朝から「ニャー、ニャー」と聞こえるのだが、その畑には鹿やカラスよけに、空砲やセンサー式の動物撃退器(ウ~とかピーポピーポとかワンワンとか音と光と超音波の出るもの)があちこちに設置してある。なので「ニャーニャー」というものもあるのかなと思っていた。「ニャーニャー」というのもあるのですか?と聞いたところ、「そんなのあるわけないっしょ!」と言われた。確かに猫の鳴き声では鹿も逃げないわな・・・そんな時また「ニャーニャー」と聞こえた。重機の方を振り返ると、なんと子猫の顔が見えるではないか???
この部分から見えたのである。カバーを外した状態で写真を撮っているので、実際には数センチほどの隙間から見えたことになる。
「なんでこんなところに子猫がいるんだ???」
「どっから入ったんだ???」
この機械は朝、このご主人のお宅から来たのだ・・・
そういえば、朝、猫が機械の前を慌てて横切った・・・あっ!もしかして母猫だったのか?
母猫が子猫をくわえて機械の中に入れたのか?
そういえば、昨日は雨が降って寒かった。
機械の中は暖かったのだろうか?
エンジンがかかり、動き出したので母猫は子猫を置き去りにして、自分だけ慌てて逃げ出した!というのが本当のところの様だ。野良猫のようだが、ご主人のお宅の周りにいるのだ。ご主人責任を感じて機械の上に上がり、手がやっと入る場所から手を伸ばし、逆さまになるような格好でやっと子猫を捕まえ助け出した。
いや~良かった!
小さな命が救われた!
猫好きの自分にとっても本当に良かった。
しかし、重機に20数年乗っているが、猫が入りこんだのは初めてだ!
こんな考えられないことが実際に起こるのだ。
しかも、猫好きのおっさんに・・・
この日は、良かった良かったと、ほのぼのとした気持ちで帰宅したのだが、土曜日、月曜日とまたまた信じられないことが起こったのだが、この続きはまた明日・・・
それでは