焼き芋みたいな
エッセイ・シリーズ (49)
「1600Kmバイクひとり旅/5(岩手県盛岡市→宮城県大崎市)」
[バイク旅5日目] 2016.7.30
AM9:00ーPM3:00
岩手県盛岡市のホテルを出発し、
北上川に沿って続く奥州街道を走り続け、花巻空港を過ぎ、
松尾芭蕉が「金鶏山のみ形を残す」と語った世界遺産の地・平泉に着いた頃の、
街道沿いのコンビニで。
コンビニはもぅ、便利とかの域を越えて、旅する者にとっては無くてはならないベースキャンプだ。
長い山間ルートなどを下り、麓の街道にコンビニが見えるとほっとする。思わず駐車場へハンドルを
切り、そこで一息つく。大抵はおにぎりやコーヒーやウイダーinゼリーマルチビタミンなどを買い、
気が向いた時は、レジ脇のから揚げや焼き鳥なども買っちゃいます。
ボランティア団体「レスキュー・バイク隊」訓練中の休憩場所も、決まって某コンビニです。
長年なぜかその某コンビニ店なのです。メンバーのN殿やK君などは、いつもその某コンビニ店の
窓際のテーブル席で嬉しそうにコーヒーを飲みます。(何のこっちゃ)
全国各地のコンビニに携わる皆さん、
いつもありがとうございます!日々助かっております!
PM5:00
さて、いよいよ宮城県に入ったぞという所でホテルにチェック・イン!。
ありゃりゃ?コンビニの話だけ書いて、
もう到着??
じつは、この日の走行中にあちこちで撮った写真
SDカード(No.3)が、全く読み込み不能になりました。><xxx
従いまして、いきなり宿泊ホテル到着写真です。いやはや。ま。
夕刻のホテルの窓から。(宮城県大崎市・古川)
宮城県大崎市古川の夕暮れ
街を覆う曇り空にも夕陽は出てくれました。何だか実に綺麗な夕陽だった。
この日の宿泊先、「ルートイン古川駅前」
夜、街へふらっと出かけて行き、 駅前から撮った光景です。
東急インならぬ「東北イン」と「ルートイン」が仲良く並んでた。
この日は「土用の丑の日」という事で、
駅ビル1Fのスーパーに並んでいたうな重を買ってみた。
宮城県なのに売っていたのは静岡・浜名湖のうなぎ。
(ん?文句あっか?ナイ)
ひとり、ホテルの部屋で頂くうな重はもちろん美味しかったのですが・・
一人で食べるとナンか味気なかったなあ。むはは。
ひとり旅だあ!なんて行き盛んに旅に出ましたが、その旅も5日目ともなると、
人恋しさが、寂しさが募ります。なのでTVを観ながら過ごした。
この夜の宮城テレビはなぜか「日本のODA(政府開発援助)事業の現状」という話題をやっていて、
思わず「おっ」と見入ってしまった。うな重を食べながら観る話題でもないだろうが、
じつは学生の頃、ある教授から聞いたODA事業というものに興味が湧き、
卒業後は何らかの形でそれに携わりたいと真剣に考えていた時期があった。
50年後には世界に貧困国が無くなり、ODA事業も必要なくなるだろうか・・。
バイク旅、初めて訪れた東北の街で、久しぶりにODA事業の意義や現状を思索して過ごす・・
何だか面白いものです。
そう言えば、初日は新潟テレビ、2日目・3日目は秋田テレビ、
4日目は岩手めんこいテレビ、そしてこの夜は宮城テレビと、
毎日日替わりで各地の色々な情報番組を観たけれど、
地方局はヘンな派手さが無くて良いな。どこのキャスター達も地域密着、
親しみやすい感じで良いのだった。
ベッドは毎晩、翌日のルートチェックの為のデスクと化す。
<この日の走行ルート>
岩手県盛岡市→宮城県大崎市古川:(走行距離128Km)
<次回>は宮城県大崎市古川から宮城県石巻そして仙台へ。何て旅だっ!は続く。
星空Cafe、それじゃまた。
皆さん、お元気で!
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