ぶらり青梅宿

『昭和レトロ』をキーワードに、商店街活性化に成功された
青梅市を訪ねてきました。

平成３年より「青梅宿アートフェスティバル」という
商店街のイベントを毎年開催されており、
その過程で、自然と「昭和のまち」と呼ばれるようになったそうです。

「赤塚不二夫記会館」（左）は病院、「昭和レトロ商品博物館」は家具屋だった
空き店舗をそのまま利用しています。

これに「昭和幻燈館」（映画看板とジオラマの美術館）を加えた３館を観光の中心として、街全体が博物館のようになっています。
ここでは、街の人も、商店の店主も　“みんなが学芸員”なのだそうです。

町のいたるところに、手書きの映画看板があり、
探しながら歩くのも楽しい！


街路灯も、素敵です。
青梅赤塚不二夫シネマチックロード　　　　　　　　　　　

おうめまるごと博物館


街の案内は、バカボンが！


みんなで力をあわせているという気持ちが伝わってきて、
のんびり散歩したくなる、あたたかな街でした。

貴重なお話を聞かせてくださった、赤塚不二夫会館の横川館長とナガシオ様、
商店街の方、青梅市役所の方、
そして企画してくださった豊島区長をはじめとする豊島区関係者の皆様、
ありがとうございました。

「トキワ荘 入居年表」

旧住所は、豊島区椎名町5丁目2253番（現住所は南長崎３丁目）

昭和27年(1954) トキワ荘棟上げ
昭和28年(1953)
初めころ手塚治虫先生が入居　　　　　　　　
大晦日に寺田ヒロオ先生が入居
昭和29年(1954)
手塚先生、雑司ヶ谷の並本ハウスに転居
10月　藤子不二雄先生の二人が入居
昭和30年(1955)
11月　鈴木伸一先生が入居
昭和31年(1956)
2月　森安なおや先生が鈴木先生の部屋に同居　　　　　　
5月　石ノ森章太郎先生が入居
11月　赤塚不二夫先生が入居
6月　鈴木先生、転居
　　　　このころ、つのだじろう先生スクーターで出入りを始める。
昭和32年(1957)
寺田先生、転居
森安先生、転居
昭和33年(1958）
水野栄子先生入居（4か月で転居）
よこたとくお先生入居
昭和36年(1961)
赤塚先生、転居
よこた先生も転居
藤子不二雄先生転居
最後までいた石ノ森先生も転居
昭和57年(1982）
11月 老朽化のため解体


12月にはアパートに改築。
赤塚不二夫先生が書いた「トキワ荘」の看板がかかっていましたが、
その‘第二のトキワ荘’も平成になって解体されました。
今では、会社と一般の住宅になっています。

記念碑の紹介３

似顔絵とサインは、入居順に並んでいます。

中央には、手塚治虫先生。


左上より寺田ヒロオ先生、藤子・Ｆ・不二雄先生、藤子不二雄（Ａ）先生


鈴木伸一先生、　森安なおや先生、　石ノ森章太郎先生


赤塚不二夫先生、　水野英子先生、　よこたとくお先生

記念碑の紹介２

正面から一周します。
玄関前にはシュロの木と
つのだじろう先生のスクーター

『松葉』への近道の階段

光の加減で色が違って見えるのが
いいですね！

・・・そして最後にサービスショットです！

記念碑の紹介

ブログ内できちんとお披露目していませんでしたので、改めてご紹介します！

記念碑「トキワ荘のヒーローたち」




材質：御影石

大きさ：約　高さ1.7メートル×幅1.6メートル×奥行き1.7メートル

上部にはトキワ荘アパートをモチーフとしたブロンズ製の模型、

台座にはマンガ家本人の自筆の似顔絵とサインを埋め込んでいます。

トキワ荘マップ

トキワ荘マップ　“トキワ荘のあった街”が



ＰＤＦファイルで見られるようになりました！


豊島区公式ＨＰ　＝“トキワ荘のあった街”東京都豊島区＝の

中ほどにあります！

柵が出来ることになりました

ご近隣の皆様・ファンの皆様へ

記念碑をご覧いただきありがとうございます。
この度、記念碑の周りに新たな柵を設置予定です。
そのため、仮囲いをさせていただきました。
皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、
ご理解、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

お問い合わせ　豊島区文化観光課観光交流グループ

除幕式ニュース

☆としまテレビ　としまチャンネル「明日の豊島」の中で、放送されています。

放送時間　７：００～７：１０、１２：００～１２：１０、
　　　　　　　１７：００～１７：１０、２２：００～２２：１０

放送期間　１５日～２４日

毎日jp
☆トキワ荘「マンガ家」の聖地記念碑建立　手塚さんの“夢”かなう(2009.04.04)

産経新聞
☆世界中のファンが“聖地巡礼”で押し寄せるかも？(2009.04.05)

豊島区公式サイト
☆地域の願いが記念碑設立につながった！トキワ荘の文化を全国へ発信 (2009.04.04)

４日、イベント広場２

みなさんが描いてくれたマンガ

この中に将来のコミック王がいる！？

楽しみですね！！



こちらは、サインをもらうのに並んでいます～

先生方、ありがとうございました。

４日、イベント広場

式典の後の、広場の様子です！





五若ばやし


みのり太鼓


アトム君も大活躍

４日、式次第

・式辞ー高野豊島区長


・挨拶ートキワ荘記念碑設置実行委員会委員長

・祝辞ー豊島区議会議長

・祝辞ートキワ荘に住まわれた漫画家

鈴木伸一先生、水野英子先生、よこたとくお先生

・関係者紹介ートキワ荘に通われた漫画家
横山孝雄先生（これがトキワ荘Ｔシャツ！）
永田竹丸先生
株式会社　手塚プロダクション様
株式会社　藤子・Ｆ・不二雄プロ様
株式会社　石森プロ様
株式会社　フジオプロダクション様
寺田様
丸山昭様
石ノ森萬画館運営会社　株式会社　街づくりまんぼう様

代表祝辞　株式会社手塚プロダクション代表取締役社長　松谷孝征様
代表祝辞　講談社「少女クラブ」元編集長　　　　　　　丸山昭　様

・来賓紹介
・除幕式
・花束贈呈


・閉会

事故もなく、怪我もなく、大盛況で終了しました。


皆様、ご協力ありがとうございました。

４日、イベント会場

東京信用金庫前の様子をお伝えします。

ここには、富士見台小学校の生徒さん、
約１４０人分のマンガを飾りました。

アトムも来てくれて、たちまち握手＆撮影会が
始まりました～

アトムはとてもお茶目で、やさしくて、
「はい、アトム！」の掛け声に合わせて、
いろいろなポーズをしてくれました。
どうもありがとう♪

そしてここは、スタンプーラリーの「の」のポイント地点！

また、抽選会場でした。

何が当たったかな？

何周もまわってくれたチビッコ達、杖をつきながら歩いてくれたおばあちゃま、
ワンちゃんも一緒に歩いて（走って）くれました。
みなさま、お疲れ様でした！
これからも、毎日お散歩しに来てくださいね！！

抽選の記念品の中の「写真立て」や「ミニアルバム」は、
ジュンコ・クラフト様からの提供です。
素敵な品物をたくさん、ありがとうございました。
ブログはこちら

また、同じく記念品の「マッチ」は、昭和３０年代の物で、
外箱が紙でなく、薄いベニヤのような板で出来ているんです！

商店会の事務所の奥から、最近になって発見されました。
湿気ってなくて、ちゃんと火がつきます。
気をつけて保管してくださいね。

トキワ荘の窓

東京信用金庫　椎名町支店さんに展示してある
「トキワ荘の窓」

１７日（金）までの期間限定ですのでお早めにどうぞ！



おおっ！！当時のトキワ荘内部の写真！！
　　　　　写真の撮影・提供者の横山孝雄先生はトキワ荘のいわゆる通勤組の一人。
　　　　　今回の式典にわざわざ北海道からお見えになり、なんと、
　　　　　28年前にトキワ荘の仲間たちで作ったTシャツを着て出席してくださいました。

必見！！居住者年表、

欲しい！！鈴木先生、水野先生、よこた先生、丸山先生による記念のサイン、
　　　　　柔道漫画の田中正雄先生の色紙も、今回の為に描いていただきました。


すべて、貴重なものばかりです。お見逃しなく！！


今日もたくさんの人に囲まれていました。

「トキワ荘のヒーローたち」

お披露目の時を待つ記念碑「トキワ荘のヒーローたち」

その後ろには地域の小学校の児童が描いた絵が飾られています。
 
鈴木伸一先生、水野英子先生、よこたとくお先生、

石ノ森章太郎先生のご子息、小野寺章さん

赤塚不二雄先生のご令嬢、赤塚りえ子さん

寺田ヒロオ先生のご子息、寺田孝雄さん

手塚プロの松谷孝征社長

藤子・Ｆ・不二雄プロの伊藤善章社長

豊島区の区長、議長に鉄腕アトムも参加していただいての除幕完成式です。ありがとうございました。



トキワ荘のオブジェも先生方のサイン入り自画像パネルもきれいに光っています。

地域の皆さんのご協力と多くの方にお集まりいただきまして（約2000人）、公園内のイベントや商店街のスタンプラリーを盛り上げていただきました。本当にありがとうございました。

これからのトキワ荘通りをお楽しみに！この除幕式当日の模様もあらためて詳しく報告していきたいと思います。

まずは皆様に感謝です。

いよいよ明日お披露目

「トキワ荘記念碑」

今はこんな感じで、‘その時’を待っています。


チューリップもばっちり咲きました！


桜も満開！

みんな、にこにこ笑顔になれそうです。
きっと天国にいるマンガ家の先生達が
お膳立てしてくれたのでしょう！！


みなさま、明日はよろしくお願いいたします。