先日のレッスンの時、
生徒さんの演奏が
カラオケとチョット合わない感じ
(少し上ずった感じ)がしたので
Pano Tunerで演奏中に音程を調べて見ると
ハーモニカの音がある時は
大体443HZプラス5セント、
そしてカラオケだけになると
443HZマイナス10~15セントを示していました。

つまり
2HZ以上の開きがあったのです。
ハーモニカのほうが高いので
上ずって聴こえるのでしょう。
その生徒さんは
凄く素直な吹き方なので
息を押さえつけて少しベンド気味に
吹くことはしません。
ですから
ハーモニカのチューニングそのままの音程が
表示されるのです。
それで
カラオケが440HZとか441HZとかの
低いチューニングだと
その差が大きくなり
解離してしまうのだと思いました。
そこで
「聞聞ハヤえもん」
(音楽データのピッチやスピードを
自由に微調整出来るフリーソフト)を使って
カラオケをプラス0.2%にして
もう一度演奏してもらいました。
するとハーモニカの音程とピッタリです。
生徒さんも凄く気持ちが良い!と言われました。
やはりチューニングは音楽の基本です。

この「聞聞ハヤえもん」に関しては
改めて詳しく書きたいと思います。