サブトーン奏法3(最終回)
なんとか
クロマチックハーモニカのサブトーン奏法を
確立出来て
それを使い始めると
何人かの人から
「音が汚い」「そんな奏法は邪道」、
「サックスなら良いがハーモニカでは駄目」
などと言われました。
ショックでしたが、
それは励ましの素直な意見と真摯に受け止め
さらなる改良を加えました。
そのうちに、、
「素晴らしい、」「凄くセクシー!!」
「めっちゃエロい!」と
言ってくださる方も多くなり、
サブトーン奏法を続けてきて良かったと
思えるようになりました。
どんな世界でもどんな芸術でも
100人が100人に受け入れらるはずが無く
80%以上の人が良いと言ってくださったら
それで十分だと思います。
私のお弟子さんでもこの奏法を
受け継いで使ってくださっている方も多く、
前サブトーン、中サブトーン、
後サブトーン、瞬間サブトーンなど、
色んな形で使ってくださっています。
これからも
多くのクロマチックハーモニカの愛好家の方々に
このサブトーン奏法を愛して使っていただければ
幸いです。
今日の曲ではサブトーン奏法、グロー奏法、
複合立体ビブラート、フラッター奏法、
トレモロ奏法、トリル奏法、ベンド奏法、
オクターブ奏法、等々
色々な奏法を使っています。
どの奏法がどこで使われているか
探しながら聴いて見てください。
それでは今日の曲は
1963年のジェームス ボンド主演の
OO7シリーズの映画音楽より
「ロシアより愛をこめて」です。
From Russia With Love..Harmonica Tokunaga