昨日のブログ音楽の
「恋のバカンス」4人編成で、
色々な方から
どうして4人であのような
サウンドが出せるのか
と言うご質問を受けました。
それは普通の管楽器では出せない、
クロマチックハーモニカ独特の
2つ~3つの音を同時に
出すことが出来ると言う奏法を
使っているからです。
例えばFmaj9と言うコードが有った時に
1人がベース担当でファの音を出します。
もう1人が2つの穴でファとラを出します。
もう1人が3つの穴でド、ミ、ソを出します。
(ドはオミットしてもOKです)
そうすると、
3人で重厚なFmaj9と言う和音が
出せるのです。
その上に、
あと一人がメロディーをかぶせると
4人で7人分のジャズ風の
サウンドを出すことが出来ます。
普通のコードハーモニカでは
なかなかこういったジャズ的な
テンションを含んだ和音が出せません。
その点、クロマチックハーモニカだけで
アレンジすると色々なサウンドを
操る事が出来ます。
さて今朝の曲は「366日」です。
HeartY(ハーティー)の
2008年の作品です。
作詞・作曲:仲宗根泉
ドラマ・映画「赤い糸」の主題歌です。
キーが高く11番穴のAbまで出てきます。
キーもb4ツのAbです。
原曲のサックスの部分を
ハーモニカでアドリブしてみました。
それでは聴いてください、今朝の曲は
「366日」です。
366日..ChromaticHarmonica