徳島電友会会報第103号
28年1月
ウォーキングとボランティア
加藤 倭文(徳島)
自立して自分で生活できる期間「健康寿命」は、男性70才、女性73才と言われています。
私は既に、とっくに過ぎ人生の下り坂になり、これといった健康法などは持ち合わせていませんが、日頃の日常生活の一部を紹介します。
1.早朝ウォークとラジオ体操
毎朝6時から近くの眉山(西部公園)を歩きはじめて早や30年にもなるでしょうか。
歩きだしたキッカケは、重い荷物を持った途端に身動きできなくなった辛い経験からで、それ以降、年に1~2回は梅雨時などに腰痛に襲われ、いまでも整形外科にお世話になっています。
はじめた頃は20人位の仲間が集まり、ワイワイ、ガヤガヤと楽しい会話とラジオ体操で身体をほぐし若いこともあって意気投合しては、石鎚山、剣山などに登頂したり大川原高原にアジサイを見に行ったりもしました。
暑いとき、寒いときは気が沈みがちですが早起きして、人や車が動き出す前に歩き出すと、山では小鳥の鳴き声が迎えてくれ幸せな気持ちになってきます。
いまは、山の登り坂には四苦八苦しており、いつまで続けられるかと心配するようになりました。
いまも8000歩は歩いていますが、私の元気の素は、何といってもウォークだと思っています。
今夏、NHKためしてガッテンでウォーキングの常識を超えた有酸素運動として高齢者の健康増進によいと「インターバル速歩」が紹介されたのを見て即実行しています。
インターバル速歩のやり方は、ユックリ歩きを3分間、早歩きを3分間、ユックリ歩きを3分間<1~2分でもよい>と交互に30分以上繰り返すウォーキングで筋肉に負荷をかけて歩くため意外な効果として生活習慣病が改善されると注目されています。
はじめて3ヶ月、歩くのが少し楽になり、身体が疲れにくくなったような気がします。
みなさんも、はじめてみてはどうでしょうか。
2.ボランティアと人との出会い
徳島市ecoリーダー会、新町川を守る会のボランティア団体に10数年前から加入し、子供たちと竹細工を作ったり、新町川で船から網でゴミ掃除をしたりとボランティアで社会を支える側にいるのが健康でいられる一因だと信じています。
また、ときには吉野川源流域の大川村(高知)で森林の下草を刈ったり、全国三大河川の筑後川(九州)に出かけ仲間と楽しいひとときを過ごしています。
3.旅は人生の楽しみ
退職後、趣味の旅行は遠い所から順に行き離島にも、ずいぶん足を運びました。今は旅の移動手段もマイカー控え、JRのジパング倶楽部等を利用し、その土地ならではの温泉、山海の名物料理を味わい英気を養っています。
全国に37ヵ所ある「休暇村」は、私のお気に入りの旅先で、どこも自然が豊かな所にあり、いつ行っても心を落ちつかせてくれ、明日への元気をもらっています。
これから先は「元気でいること」が何よりの社会貢献と思い、日頃から健康管理に十分注意してできる限り、いつまでも健康寿命でありたいと願っています。