「いろいろと情報をいただいたのも大きかった」 2020-08-12 00:00:00 | 日記 2020年8月12日、タレントの大木凡人(当時69)が2015年1月に難病の「大動脈解離」を発症していたことが2015年5月18日、分かったのだ。胸が苦しくなることが1週間ほど続いた後、2015年1月19日に症状が急変。トイレから出ようとしたところ、バリバリバリと張り裂けそうなすさまじい痛みが胸全体を覆ったという。「学生時代は空手をやっていたので、痛いことには慣れていたつもりだが、こんな凄いのは初めてだった」と振り返ったのだった。痛みは気絶しそうになるほど激しく、それを紛らわせるために「なんだ!クソ!コノヤロー!」などと大声で絶叫しながら119番に電話。すぐに東京医療センターに搬送されたのだ。すぐに集中治療室で検査を受け、心臓のすぐ左にある大動脈が約60センチも破れている大動脈解離と判明。それに伴う心房細動も発症していた。2015年1月21日に、左腕と右太腿の付け根にある動脈を緊急手術したのだ。親族には「左腕を付け根から切らないといけないかも」と病院側から説明があったというが、手術は無事成功した。入院生活は23日間に及び「さすがに気がおかしくなりそうでした」と話したのだ。大動脈解離は、病院に着く前に20%以上が亡くなると言われる難病。「ほとんどの人があまりの痛みに気を失っちゃうんですって。お医者さんにも言われたんですけど、痛みに耐える体力が助かった要因みたい。ほんと、両親に感謝です」と語った。大木は、知人に同じ難病を患った故石原裕次郎さんの主治医がいる。「いろいろと情報をいただいたのも大きかった」と話したのだ。2015年5月22日に再検査の結果が判明する。病気になってから10キロやせたといい、「やっぱり不安ですよ」と話しながらも、今は担当医から許された範囲内でお酒を少しだけ楽しんで、生きていることを実感しているというのだが、2020年現在は・・・(井森隆)