松風日記

登山や山料理に関し、日頃やったこと、考えたことを書いていきます。

庭の石ころの分類(3):結晶片岩(広域変成岩)

2020-04-25 22:29:00 | 登山と山料理
【No.5】結晶片岩(変成岩)


庭の石ころで、変成岩とみられるのもを発見しました。
それは写真の沓脱石で、緑っぽく、波目が入っていて、広域変成岩の結晶片岩と推定しました。
“発見”の経緯は次の通りです。
居住地は三波川変成帯と考えています。
三波川(さんばがわ)は何処?→群馬県→三波石が有名→何処かで見た外観→沓脱石
これ以外に沓脱石は3個あり、これらは堆積岩の泥岩と推定しますが、確証が持てません。
早く判定できるようにレベルアップしたいと考えています。

泥岩(堆積岩)?


泥岩(堆積岩)?


泥岩(堆積岩)?









秩父帯の逆転

2020-04-25 11:42:00 | 登山と山料理



日本列島の地質帯は非常に複雑で、覚えられない。
近畿東海北陸地方を南から年代的に見ていくと、③だけが逆転している。
内部がどのようになっているのか、断面図をググったが、よくわからなかった。
地学関係は、全くのど素人です。愛好家の人でしたら一般的な知識なんでしょうが、
追々調べたいと思います。

⑥四万十帯  :2500万年前〜1億年前、付加体、中生代白亜紀〜新生代古第三紀
③秩父帯   :1〜2億年前、中生代ジュラ紀
⑤三波川変成帯:1億年前、白亜紀
④領家変成帯 :1億年前、白亜紀
③美濃帯   :1〜2億年前、中生代ジュラ紀
②飛騨外縁帯 :3億年前、古生代〜中生代三畳紀
①飛騨帯   :4億年前、大陸地殻

里山には岩がない!?

2020-04-25 10:10:00 | 登山と山料理



庭の石ころには外来種が混ざっているだろうから、在来種を調べたいと考えた。
たまたま近所の里山が溜池の管理道の工事のため削られているところがあり、見ると大きな岩石がなさそうである。居住地は中山間地で、堆積平野ではないため、山の中には岩があり、表土は2〜3m程度と考えていたが、この里山のような小規模な山には岩がない場合もあるようだ。
この現場の数m分だけで結論付けられず、他の事例も見ていきたいと思います。


庭の石ころの分類(2):花崗岩、礫岩、砂岩、泥岩

2020-04-18 20:34:00 | 登山と山料理
火成岩、堆積岩、変成岩の分類が完了したので、再度庭の石ころの分類を試みた。
我家は和歌山県の北東端で、中央構造線の南側に位置していると推定しています。
地帯的には、三波川変成帯、四万十帯、さらには北に領家変成帯、西に秩父帯も存在している。
 三波川変成帯:三波川結晶片岩と御荷鉾緑色片岩からなる。
 四万十帯  :中生代以降に形成された付加体
 領家変成帯 :高温低圧型の変成岩
 秩父帯   :ジュラ紀の付加体
また近くに火山がないことから、火成岩は持ち込んだものと推測する。

石ころ鑑定(1回目)
【No.1】花崗岩(火成岩)


【No.2】礫岩(堆積岩)


【No.3】砂岩(堆積岩)


【No.4】泥岩(堆積岩)


泥岩は少し自信がありません。