あ可よろし

「あきらかによきこと」は自分で見つける・おもしろがる
好奇心全開日記(不定期)

朔旦冬至のfreude

2014-12-23 | スポーツ・エンタメ
昨日22日は冬至。今年は『朔旦冬至』だったのだそうです。
最も昼が短く、これか昼の時間が長くなる日である冬至と、月の満ち欠けの始まりの新月の日(朔旦)。この太陽と月が始まる日が重なる19年に一度の日でした。月と太陽が『調和する貴重な日』として盛大にお祝いをしていた時代もあるそうで、この日を大切に過ごすことで、幸運を呼び寄せることができる、ってことも言われているらしいです。

私、このめでたい朔旦冬至に日に、盛大(?)なお祝いをして幸運を呼び寄せてきました。盛大なお祝いである「歓喜」に包まれてまいりました。
久しぶりの生『第9』。NHKホールで行われたNHK交響楽団の、ベートーヴェンの交響曲第9番演奏会です。
指揮はフランソワ・グザヴィエ・ロト。ソリストは安藤赴美子(ソプラノ)、山下牧子(アルト)、福井敬(テノール)、甲斐栄次郎(バリトン)。合唱は国立音楽大学の皆さん。

『第9』を聞きに行くたびに感動のあまりに落涙してしまう私ですが、今回もやはりラストでポロッときてしまいました。凄いです『第9』。何度聴いても新鮮に感動してしまいます。そして今回の『第9』は、実に「新鮮」でした。
ノンビブラートでテンポが早めで、情熱のままに突っ走っている感じ。こういう解釈は好き嫌いが凄くはっきり分かれると思います。でも私は嫌いじゃない。途中で『ここで切るか!』とか『ここは溜めるわけね』と心の中での突っ込みは入れましたが、決して嫌いじゃない。
そこはNHKホールで、N響で、男性ソリストが福井さんと甲斐さんでしたから、もうそれだけで満足している部分は確かにあったかも。それを外したとしても、嫌いじゃない。とても良い演奏会でした。
そしてNHKホールは、入口でとても素敵なお出迎えをしてくれました。大きなクリスマスツリーと、品格ある『第9』の垂れ幕。年末の特別な演奏会のムードを演出してくれていました。ホント、綺麗でした。

この日の演奏会は、FMで生中継されていたのに加えて、大晦日の20時からEテレで放送されるそうです。私はもう一度、この日の『第9』を大晦日に聴こうと決めています。
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