「正しい」文章なんて、この世のどこにも存在しません。
百人いれば、百通りの文章が生み出されるわけです。
ただし、同じ言語を使って、同じ題材を使えば、
ある程度の共通性はできるかもしれません。
ましてや、短い文章ともなれば、
個性的であることは難しいとも言えます。
…あ、いや。
別に捏造を肯定しているわけではないんです。
ただ、自分がものを書くときに、
なんの影響も受けずに文章を構成している…
わけはないだろう、と。
自覚できているかどうかはさておき、
自分が見聞きした文章や言葉には、
まちがいなく感化されているはずなのです。
名文と呼ばれるものを書き写すことが、
文章の練習にもなるそうですからね。
ただ、ね。
そういう「無意識の模写」は避けられないにしても、
さも自分が考えましたという顔つきで、
誰かの言葉を口にしたり、書いたりするのは、
単純にかっこ悪いと思うわけです。
結果として生じた結論は凡庸であるとしても、
そこに至る過程を「自分の足」で歩くことができたとしたら、
それはそれでいいんじゃないでしょうか。
プロの物書きとしては問題あるかもしれないけれど、
こちとら筋金入りの「アマチュア」ですから。
下手くそでもなんでも、ひとつの記事として完結できたら、
それでよしとしますよ、ええ。
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