言下に否定したあと、「……もう、無理です」と消え入る声を重ねて、緑川は顔をうつむけていった。
【福井晴敏『Op. ローズダスト』下巻 p.275】
朝のコーヒースタンドで、目を赤くしながら読んでおりました。
『終戦のローレライ』の時は、もっと大変だったなぁ。
帰りの電車内で嗚咽寸前だったもの。
読書はTPOをわきまえましょう。【政府公報】
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ここのところ映画化が続いていた福井作品ですが、さすがに『Op. ローズダスト』は無理でしょう。
いや、厳密に言えば
・ハリウッドの資本が入って、
・最先端のCG技術を惜しげもなく使って、
・最盛期の千葉真一を凌ぐアクション&『半落ち』で寺尾聡が見せた陰のある演技ができる若手日本人俳優を二人揃えられたら、
可能かもしれない。
そうだね、無理だね。 ←パッション屋良っぽく
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