決め手はなく

「キャバクラに行きたい…」中学教諭がバザーの金盗む (読売新聞) - goo ニュース

こういう事件をいちいち取り上げるのも大人げないかとは思うのですが、やっぱりいいますこのアホ！

いつもいつも思うのですが、こういう「性」絡みの罪を犯した人間は、果たして「更正」することができるのでしょうか？
更正というからには、「まともな状況」「戻るべき状況」があることが前提なわけです。
それには「正常な性欲」を第三者的に定義しないといけない。

はたしてそんなものがあるのか？

オナニーは週３回が適正？　毎日したら異常？
オッパイフェチはセーフ？　かかとフェチはアウト？
SMは鞭打ちまではよくて、ロウソクは３０滴以上たらしたらダメ？
キャバクラは月１回でも通ったら「非国民」でしょうか？

極端に言ってしまえば、犯罪に問われない限りはセーフなわけです。

キャバクラに行きたいあまりに金を盗む。
４０歳を過ぎた「分別ある」（と見なされる）男ですら、このありさまです。
レアケースとはいえ、「そういう考え方をする人間がいる」ことは事実。

仮に性器切除という手段が合法になったとしても、それで性絡みの犯罪が激減するとも思えません。

どうすればいいんだろう？
見た目で必ず判断がつくものでもありませんし。

「お尻さえ触らなければいい人だから…」と見て見ぬふり？
もちろん論外です。

正しい性教育の実践、でしょうか。
だとすれば「正しい」の定義作りで、結局は袋小路に迷い込みそうです。

身の回りに「変態」がいないことを祈る。
それしかないのかなぁ。