芸能人のプライバシーは「商品」である…ってことでいいのかな?
自分の離婚問題をテレビの特番ネタにまでしてしまうことを、したたかと評するべきなんだろうか?
評価するにせよ、批判するにせよ、こうして誰かの口に上ることが、芸能人としてのステータスを上げることになるんだろうな。
「愛のエプロン」に出ていた杉田かおるについては、好意的に見てた。
料理が下手ということをどうやってネタにするのか。
あの番組は、そういうえげつなさを売りにしているものね。
でも今回は、さすがにやりすぎたんじゃないだろうか。
杉田かおるという芸能人のイメージを、そこまで踏みにじる必要があったんだろうか。
テレビというメディアの、とても嫌な一面を見せつけられた気がする。
そうやっていろんなタレントを消費しつづけないと、巨大な身体を維持できないんだね。
秘められたものを見たいという好奇心を、無条件に満たしていくことは危険だと思う。
たとえ芸能人が覚悟の上で我が身をさらしているとしても、刺激はエスカレートしていくだけ。
格闘技と一緒だなぁ。
かつては力道山の空手チョップが一世を風靡した。
今ではマウントパンチでの流血すら普通にテレビで放送されているものね。
大事なことは、テレビの中で描かれているものを無条件に受け入れてしまわないこと。
ニュースであれドラマであれバラエティーであれ、そこには作り手の思惑が入っている。
作り手の感性と自分(視聴者)の感性とを、常に照らし合わせる必要があると思う。
杉田かおるの「破天荒な私生活」が商品として消費される。
そのことに違和感がなくなってしまう世の中なら、ちょっと嫌だ。
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とみしゅう
hiromu
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