このあいだ、RIP SLYME がテレビの歌番組で唄っているのを見たのですけれど、「やっぱりプロのラッパーはすごいなぁ」と改めて思いました。
大学の学園祭で唄っていた、どこかのサークルのメンツとは雲泥の差です。
プロとアマの差は大きいなぁ。
将棋も、プロアマの差は大きいと言われています。
だいたい、100手以上もの応酬を覚えていることがとんでもないことですよね。
「お笑い」の世界も、おそらくプロアマの差は大きいのだろうと思います。
ここ最近のM-1の優勝者だと、アンタッチャブルとブラックマヨネーズは、ものすごく面白かったですね。
なんだかんだ言ったって、芸人としてテレビに出てくるということは大したことなんだな、と痛感させられました。
例えば、今こうしてブログで好き勝手に書いているようなことを、どこかの文芸雑誌に投稿したところで、入選となることはまずないでしょうね。
題材、視点、文体、展開。
どの要素を取り上げても、なおざりもいいところですから。
「文章を書くこと」が、高尚でステータスの高い行為だった時代も、きっとあったのでしょう。
でも、いまや誰でも「一国一城の主」として書くことができるわけですから、文章に対する意識も相当に変わってきているように思えます。
芸人も、かつては「乞食」にたとえられるほどに程度の低い仕事と思われていたそうですが、今では人気職業ですものね。
「食える芸人」がどれくらいいるのかは、さておき。
文筆家にせよ、芸人にせよ、「なくてもいいものを生産する」ことに変わりはありません。
そういう意味では、その世界で食べていけるというのは、相当に稀有なケースと考えるべきなのでしょう。
ブログも、趣味で書いているうちは楽しいと思うのですが、これが仕事になったらキッツイだろうなぁ。
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