一月十一日、宇都宮駅前、田川沿いの上河原通りでの初市、
郷土玩具の縁起物の「黄鮒(きぶな)」です。
以下、下野新聞1月18日の7頁からの抜粋です。
黄色い鮒が、どうして縁起物なのかは、下野民話にでてきます。
昔々、天然痘になった「息子に黄色い鮒を食べさせると病が治るぞ」
とお告げがあった。さっそく田川に釣りに行った。すれば、めずらしい
黄色い鮒がつれたので、息子に鮒を食べさせたら、病が直った。
漁師は黄鮒に感謝して「これからも子供達がこんな病気にかからない
ように」と黄鮒の張り子を作ったんだと。それを、神棚に飾って
家族の無病息災を祈った。
縁起物の民話がわかると、来年も楽しみが増えますね。