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境内は、季節の花が咲くので
隠れた花の名所です。
現在は、九輪草とあじさいが咲いています
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禅宗の中の曹洞宗という宗派で
ご本尊はお釈迦様をお奉りしています。
本堂の廊下には、
禅宗のお寺にはよくいいらっしゃる
おびんずる様がいらっしゃいます。
近くでは、雲洞庵や普光寺にも安置されています。
おびんずる様は、
お釈迦様のお弟子さんで、
その昔、人々を驚かすような事をしたので
お釈迦様の怒りにふれ 現在も修行しています。
怒られているので、どこのお寺でも
本堂の廊下に出されているんだとか。
修行の内容は
「人の悩みや痛みを救いなさい」というもの。
「撫で仏」の愛称もあり
痛いところを撫でると 治してくれるというご利益があります。
ところが、
瑞祥庵のおびんずる様は、
手が取れるようになっており
おびんずる様のお手で 参拝者の痛いところを撫でてくれます。
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お客さまは、撫でる、撫でる・・・
「たくさんの方から、
いろいろ頼まれますけど
よろしくお願いします!」
お釈迦様のお弟子さんだった頃
時の魔物(?)が、
「おい、びんずる!あの雲の中にある
金を取れるものなら取ってみろ!」と言い
おびんずる様は、空高く飛んで行き金を手にしました。
それを見ていた妊婦さんがたまげて流産してしまった
という逸話から、
目だけは、ご利益をいただけないんだとか。
それ以来、目は薬師如来の担当になったんだそうです。
さぁ、こころ号に乗ろう
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「勉強は尽きない」
自分の喋りたい事を喋っているだけではガイドにならず
聞く耳をもたせる話題の勉強は常にしていく。