昨夜長野駅前で通り魔事件が起こったそうです。長野駅前にそれほどなじみがあるわけではありませんが、長野県にかつて在住していたものとしては他人事には思えません。現時点で一人お亡くなりになったそうで、ご冥福をお祈りしたいと思います。そして何より2名の回復を願っております。
過去にもこのような事件はありましたが、若かった頃の受け止め方と中年になった今の受け止め方がずいぶん変化したなと思います。若かった頃は、勿論大変なことが起きたなとか物騒だなと思いましたが、そこまで深く考えるというか色々感じることはなかったように思います。まだまだ若く、自分にとっても死というものが遠いものだったためかもしれません。今は「気の毒だな」と思うと同時に「もしかしたら自分がそこにいたら」とか「家族が気の毒だな」と考えてしまうようになりました。もし自分がそこにいたらと考えるようになったというのは、やはり社会に出て出張等でいろいろな場所に行き事故に遭いそうになったり、そうでなくても「後ちょっとタイミングがずれていたら危なかったな」という経験を何度かしたからだと思います。また、家族が気の毒だなというのも、自分自身も家族や友人と死別する経験をしたため、残された側の気持ちを少しは経験したからだと思います。
やはり、こういう事件は本当に気が重くなるというか、気分が悪くなるというか、本当に悲惨でなんともいえない気持ちになります。こういう事件を完全になくすことは不可能だと思いますが、可能な限り少ない世の中になってほしいと思います。
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