衆議院議員選挙が終わりました。通常というか、多くの場合、これで与党が決まり、特別国会が開かれ与党の党首が首班指名されるまでが一連の流れとして特に目新しいこともなく過ぎていくはずだったのでしょうが、今回はそういうわけにいきそうもありません。何しろ、自民党がここまで大敗するとは思わなかったのですが、自民公明を合わせても過半数を割ってしまっているので、開票が始まった瞬間から連立を含めた次の形を模索するために、水面下で駆け引きが始まっているのでしょう。このままでは自民公明の連立政権はできません。おそらくというか当然だと思いますが、各党は開票が始まるまでにある程度情勢調査で状況をわかっていたと思いますので、さすがに選挙中は交渉できないでしょうが、選挙が終わった直後から交渉を開始したのだろうと思います。
どのような組み合わせになるのかは私にはわかりませんが、いずれにしてもこれで「決まらない政治」になるのだろうなとは思います。衆参がねじれていた民主党政権誕生の頃を思い出します。来年7月には参院選もあり、おそらく石破さんではない別の人が首相や自民党総裁をやっているのだろうと思いますが、とにかく一刻も早く政治を安定させて、社会保障改革に取り組んでほしいと思います。
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