くまきち

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CakePHP: エラー出力のカスタマイズ

2010-01-05 11:36:03 | SEまわり
2度同じ部分を探す羽目になったので、メモを残す。


CakePHP にて、警告メッセージを表示する際、

  Controller::Session::setFlash()

を使って、メッセージをセットしてからビューを呼び出すと期待通りの動きをしてくれる。

例えば、ac1 というアクションで、数値エラーを見つけたらその旨の警告を表示したければ、コントローラ中で、次のように書く。

  function ac1() {
   ......
   if ( $data > 100 ) {
    $this->Session->setFlash('数値が大きすぎます');
    $this->redirect(array('action'=>'err')); // エラー用のアクションへ
   }
  }

で、エラー用のアクションは次のような感じで。

  function err() {
  }

これに対応するテンプレート err.ctp を用意すれば、その表示の中にエラーメッセージが埋め込まれて表示される。


というのが普通の使い方。


 この時のビューの動作は、

  1. ビューがセッションヘルパーをインスタンス化
  2. セッションヘルパーの flash() メソッドをコール(レイアウトファイル中で呼ばれる)
  3. flash() メソッドは、メッセージ(HTML)を出力

となっている。

 だから、この警告メッセージを、alert ダイアログで表示したいと思った場合、セッションヘルパーの flash() メソッドをカスタマイズしなければいけない。

 だからと言って、CakePHP 本体ライブラリのセッションヘルパーを書き換えるのは良くないので、libs/views/helpers/session.php を、各アプリケーションのディレクトリの下にある views/helpers の下にコピーし、これをカスタマイズすればいい。

 フレームワークは、アプリケーションのディレクトリを先に探してくれるので、そちらが優先される。


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